大賞は「ゲゲゲの」に決定。
幅広い世代で、TV番組と言うジャンルの中で話題になったという点で納得した。
ただ無難なものを選んでしまったが為に、「流行語」というより「流行」に偏っているかな?
と思えなくも無い。
それに「ゲゲゲ」3文字だけでも良かったのでは?
スポーツ部門では、特別賞の斉藤祐樹投手だけというのも、あれれれれ?
サッカーのワールドカップも結構話題になっていたけどね。
なんだか一人の「持ってる」野球青年に、おいしい所を持って行かれたような気がする。
そういえば、バンクーバー五輪関連も出てこなかったなあ。
結果確認で検索してみたら、・・・・・金メダル無し。納得。
政治部門は正直、該当なしでよかったと思う。
あまりにも強烈だった尖閣での事件以降、それまでの言葉がくすんでしまった上に、
この場(上っ面だけのきれいな場とも言えるが)に合わない、
きたない言葉ばかりしか思い浮かばない。
ああいうのは、日曜昼にやっている大阪からのたかじん氏のテレビ番組にまかせるべし!
と書いたけれど、あの番組、関東在住者には見れないからなぁ・・・。
映画のアカデミー賞に相反するラズベリー賞のような、流行語に関する賞はあるのかな?
と思ってたらありました。ネット流行語大賞。
でも、ラズベリー賞のような大衆さはまだまだであろう。
あと一つ、無縁社会。
これはねぇ、NHKスペシャルで初めて見た時の衝撃が忘れられないなぁ。
これもあの華やかな場に合わないよなあと思いつつ、
今年の家族に関する色んな事件をこの4文字が的確に表現していたのは確かだ。
陰の流行語として選ばれた事に私は評価している。