Diary (思い出の記録) vol.1
    <98・1月〜2000・12月>
     はじめに、 好きな言葉

 
はじめに

 
21年前の1998年に両親が「走り来れよ、吾娘よ」を出版し、私が鹿児島女子大学(現・志学館大学ー8年前の
2011年4月、キャンパスを霧島市から鹿児島市紫原・旧鹿児島女子短期大学キャンパスに移転ー)を卒業すると、
私たち家族の生活は大きく変わっていきました。まさに激動の日々でした。
 苦しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったことなど数え切れないほどです。そのなかで私はたくさんのこ
とを学びました。いつも私を支えて下さる多くの方々に感謝します。

 好きな言葉
 「人生は短い。でも、かけがえのないもの。だから私は夢や希望をあきらめません。」
 “Life is short but precious. That's why, I won’t give up my hope and dream.”
 「世界中に平和が訪れますように」
 “
I hope peace will come to the whole world.”

1998・1月25日
    「走り来れよ、吾娘よ」の出版。
   3月20日
    鹿児島女子大学(現・志学館大学)での卒業式。
    南日本新聞をはじめ朝日新聞、毎日新聞、読売新聞などのたくさんの新聞社が来ていてとても驚いた。
    学長の砂川先生が祝辞の中で私のことに触れて下さり、両親も一緒に感動した。(ニュージーランド・
   スピーチ参照)

   4月25日
 
   「走り来れよ、吾娘よ」の出版記念会(鹿児島市内・林田ホテル)
    200名の参加。幼稚園・大学時代の恩師、親戚、両親の友人・知人などの感動的なスピーチが続き、す
   ばらしい記念会だった。
   5月9日
 
   第3回アジア太平洋ダウン症会議への参加(ニュージーランド・オークランド)
    五人のパネリストの一人として英語で15分間のスピーチ。スピーチの後のスタンディング・オベーシ
   ョン(総立ちの拍手喝采)で感動した。
  
10月18日
    
鹿児島経済大学(現・鹿児島国際大学)・蓑毛先生の教室でのスピーチ&交流。
    講演後の学生さんたちの質疑・応答もさまざまで、楽しいひとときだった。
  11
月25日
 
   ダウン症フォーラムin神奈川・横浜(横浜大学)
    多くの方々との出会い&短いスピーチ。原稿を忘れるというハプニング発生。
  
12月24日
    九州民間教育研究会(嬉野集会)松本様一家との出会い。
   〃,テレビ「ゆっくりと、しっかりと」取材。中村(旧姓:池上)様ご一行、来訪。

1999・1月 地元のテレビ局(KKB鹿児島放送局)の放送「ゆっくりと、しっかりと」に家族三人で初出演。
   7月11日
    私が初めて書いた記事・「出生前診断に思う」が南日本新聞に掲載。
   〃,18日、第18回先天異常学会(鹿児島県自治会館)
     県内での講演はこれが初めて。テレビ局五局、朝日新聞社をはじめ五社の取材で大わらわ。
   
10月 鹿児島県鹿屋市在中の小児科医・松田幸久先生の著書MAGIC CANDY DROP『魔法のドロップ』を英
     訳。
   
〃,21日、ダウン症フォーラムin大阪・国際ミニシンポジウム(大阪大学)
     21年前の98年、ニュージーランドでのスピーチで一緒だったオーストラリアの女優、ルース・クロ
    ーマーさんと参加。
   
〃,23日、第16回障害者歯科学会に出席(徳島大学)
     徳島大学歯学部教授・西野瑞穂先生との出会い。講演後、感謝状を頂く。
     懇親会で阿波踊りを初体験。
  
 〃,30日、MAGIC CANDY DROPとして出版。

2000・1月 週刊誌「女性自身」の山内様とカメラマンの高野様、来訪・取材。
   
3月 同雑誌に大きく掲載。反響が大きい。
   〃,高校時代の級友の結婚式にクラスメートと一緒に招待される。
     ウェディングドレス姿がとてもきれいだった。
   4月 フジテレビ「奇跡体験アンビリバボー」の取材。
   5月 同番組放送。
     全国放送ということもあって多数の感動の手紙や電話が殺到し、この番組のディレクターも驚いた
    という。
   6月4日
 
    同番組に出演していた愛知県碧南市在住で、重度の心臓病の岡田貴嗣くんご家族との初めての出会
    い。
     東京の五十嵐さんとメ〜テレ(名古屋テレビ)の担当番組ディレクターと一緒に碧南市へ向かった。
    まさかこの日が最後の別れになるとは思わなかった。
 
  〃,15日、ついに念願の夢だったパリに出発。
     慣れない英語とフランス語での旅に戸惑いながらも多くの体験を味わい、その中でたくさんのこと
    を学ぶことができた。詳しいことは「夢紡ぐ綾ー母と娘のデュエットー」(かもがわ出版)に書いて
    いるので、ぜひ皆さんも読んで下さい。(まわし読みなどしないでちゃんと買って下さいね。なんち
    ゃって。^^)
   8月 「夢紡ぐ綾」の原稿を自分専用のノートパソコンで開始。
   9月9日
    いとこの結婚式に家族三人で福岡へ。(ホテル・シーホーク)
    台風が九州に接近するということで、急遽予定を早めて前泊することになった。
  10月 「夢紡ぐ綾ー母と娘のデュエットー」、脱稿。
  11月25日
    岡田貴嗣くん、逝去。(享年・12)
    私たち家族が講演で福岡へ出発する直前の朝に貴嗣くんのお母様から知らせが届いた。
    6月に家族三人で貴嗣くんに会いに碧南市へ行った時は目がきらきらして明るい様子も見られただけ
   に(少し頬が赤かったけれど・・・)、突然の訃報に言葉を失ってしまった。

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