私の美術館巡り Part2

 2007年1月7日、今年最初の美術館巡り。
 この日は最終日ということもあって美術館へ上がる坂はたくさんの車が数珠
繋ぎに並び、駐車場も満杯でした。特に小さいお子さん連れの家族が多く、大
人気の原画展でした。子どもたちには絵本の外に出てきた原画に意外さを感じ
られたのでしょう。

 この博物館は今から65年前の1949年に設立され、現在はカナダで最大の教育博物館であり、最も人気の高い公立博物館の一つです。
 MOA(人類博物館)のコレクションは世界各国からの考古学の発掘物や民
族学を対象としたものにも及びます。展覧会や公共プログラムや教育を通
じて、MOAはカナダ先住民だけではなく展示されている他の文化に対しても、理解と尊敬を促すのに役立っています。

 私の美術館巡りも回を重ねてPart2に突入しました!!
 前回は今まで行った全国各地の美術館を挙げながら建物の様子やたくさんの絵画を見た感想を
書いてきましたが、今回は写真も入れて紹介していきたいと思います。ただ単に美術館巡りだけ
よりも、その中で出会った方々と私の思い出でもあります。それではどうぞご覧下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

長島美術館・・・・ 2006ボローニャ国際絵本原画展

 MOA(人類博物館)Museum of Anthoropology・・・・・ カナダ旅行三日目、コピソン先生が私た
        ち家族をthe University of British Columbia
(ブリティッシュ・コロンビア)
        大学内の人類博物館に連れて行って下さいました。

        
              

 右上の絵は雅代さんが私をイメージして描いた絵で、雅代さんにしては私の特徴をよくつかん
でいると思います。絵の中の青年が誰なのかは今もなお不思議なところです。
 どこかで雅代さんの個展が開かれていたらぜひ見に行って下さい。きっと心が和み、やさしい
気持ちになれますよ。

故宮博物館・・・・・ 台湾滞在最終日の12日に台湾東販の陳呉様、顔様と一緒に行きました。

「はにかみ」

 私が台湾で最も行ってみたいと思っていた所です。(写真左)
 台湾を象徴する最大の博物館で、とても大きくて広く、東洋の城のようでし
た。
 残念ながら博物館の正面など工事・改築中の建物が多く、全体を見ることは
できませんでしたが、長い石段を上って行くように工事が続けられていました。

故 宮 博 物 館

 明清時代の彫刻品が多く、竹・木・象牙・犀角など目を見張るような優れた数
々の工芸品が展示されていました。皇帝の印章や玉器精品、皇室の装飾品・アク
セサリーなどの珍しいものを見
ることができました。

 博物館と隣接するレストランで珍しい中国料理をごちそうになりました。とて
もおいしく、次々に
出てくるので食べきれず残念でした。惜しかったなあ(^^) 

台北市立美術館・・・・・ 台北市内の美術館。静かなたたずまいの玄関ホールも広々としてい
      ました。
       台湾滞在三日目の朝、台湾ダウン症基金会の李様運転の現地の幼稚園の送迎バス
      で訪れました。中国の現代と古典の作品が多数展示されていて見ごたえがありまし
      た。なかでも水墨画は圧巻でした。日本の明治初期の画家の作品も何点か展示され
      ていました。
       私たち家族の講演の現地通訳をして下さった
Tiffany Chen(ティファニー・チェ
      ン)さんのご子息・Toby(トビー)くんも広い館内を元気に走り回っていました。 
 

高台寺「掌美術館」・・・・ 京・洛市「ねね」2階にあり、(高台寺御用達)オリジナルボック
     スかもがわ・村上様の案内で行きました。
      名前の掌(てのひら)の通り小さな美術館でした。村上様の説明を聞きながら蒔絵
     の調度品を見ていて最初は金属かと思いましたが、なんと漆器だったのです。他に秀
     吉の手紙など面白いものがありましたが、あとは行ってのお楽しみ。
               

 この博物館のガラスの壁で作られた光がふんだんに入る豪華なグレートホールでは、コン
サート、演劇、ダンス、講演会などが行われるそうです。屋内に続く屋外の彫刻品も見られ
ます。
 そのほかに博物館内にはアジア諸国を中心にした膨大なコレクションがありました。引き
出しの中にきちんと整理されたコレクションのなかには日本の扇子や小さな和紙の傘なども
ありました。これらはUBC(ブリティッシュ・コロンビア)大学の学生が美術や歴史を学ぶ教材と
しても使われていると、この大学で教鞭をとっておられたコピソン珠子先生が教えて下さいました。
 写真右の大きな彫刻は「となりのトトロ」の「ねこバス」そっくりでした。宮崎駿さんたちもこ
こに来たのかなあと思ってしまいました。もっとたくさん見たかったのですが・・・
 帰りにコピソン先生のお宅にお邪魔して、Prof. Copithorneとお会いできました。そのあとホテ
ルに送って頂きました。

人類博物館(MOA)ロビー

鹿児島市立美術館・・・・ 10年前の2007年9月1日、家族三人でプラハ国立美術館展ルーベンス
       とブリューゲルの時代展を見に行きました。この展覧会ではチェコ共和国の首都
       ・プラハ国立美術館所蔵の17世紀を中心としたフランドル絵画の名品70点を展示
       しています。
        私にはバルビゾン派の絵画のように見えたのですが、二人の絵画は時代を超え
       てルーベンスとブリューゲル一族といったフランドルの画家たちが描いた集大成
       を感じました。
        親から子どもへ引き継いでくれるもの。今、この社会に私たち大人が残すこと
       ができたらと思った時代展でした。    
         
                  

 ‘色の魔術師’

 初めて雅代さんの作品と出会ったとき、真っ先に浮かんだ言葉です。赤紫で
縁どった鮮やかな色使い。絵筆や指、布などを使って厚く塗り込められた油絵
の具。いくつもの色彩を組み合わせ美しく織り上げたタペストリー。その鮮や
かでエネルギッシュな作品に見る者は力強さと個性で圧倒されます。(三宅美
術館紹介文より)

 コンクール開催40回目を迎える2006年は日本人作家を含む入選者92名の作品に、特別展示とし
て第20回ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを受賞したアリレザ・ゴルドゥズィヤン
氏(イラン)の作品(写真左上)が展示されていました。
 絵本のストーリーに沿うかのように描かれた色とりどりの、バラエティに富んだ原画をとても
楽しく見ることができました。これまでの普通の絵画展と違って、子供の頃に戻っていろいろ想
像しながら見入ることができました。絵本好きな私のことで人ごみを掻き分けて見ていました。
とても興味深い原画展でした。(美術館ではゆっくり時間をかけて見たいなあ)

 この展覧会はイタリアのエミリア・ロマーニャ州の州都、ボローニャ市で毎年行われている国
際的な絵本原画展で入賞した作家の作品を展示するものです。

アリレザ・ゴルドゥズィヤン(イラン)
    「ヤギたち」

「ねこバス」彫刻の前でコピソン先生と

 ここでは、ブリティッシュ・コロンビア州沿岸の先住民のコレクションが有名です。この先住民
は複雑な社会と儀式を重んじる生活を維持しながらも、精力的に独自の伝統芸術を続ける事でギャ
ラリー、コレクターや世界中の観光客から評価されてきました。(博物館リーフレットより)

三宅美術館・・・・・ 鹿児島市内の美術館。小ぢんまりとしたとてもきれいな美術館です。
      入口には「Toi maison」(フランス語で「あなたの家」の意味)の喫茶店があり
     ます。
      私の大親友で鹿児島市内に住む同じダウン症者の大原雅代さんが絵を描き始めて
     10周年を記念して、夢いろものがたりー大原雅代の世界ーと題して個展を開きまし
     た。
                    

「リズムU流れる」

故宮博物館前にて台湾東販の方々と

国立西洋美術館・・・・・ ここを訪れるのは三度目になりますが、やはり印象派の絵を見るの
       が好きでやって来るのです。
        なかでも、モネの睡蓮は私をとりこにさせた一枚です。その絵の前に立ち止ま
       り、パリでの感動を思い出していました。睡蓮をはじめ以前に見た絵とは趣の違
       った絵が何点かありました。
        レストランは混んでいて並んだけれども、落ち着いてランチが食べることがで
       きました。おいしかった。

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