LibreOffice を使おう! 2011/11/30更新
   はじめに
10年にわたり開発が続けられてきたOpenOffice.orgですが、オラクルによるサン・マイクロシステムズの買収以降プロジェクトの管理の問題により、自由な開発・提案に対してブラックボックスと化したオラクルのに対して失望した開発スタッフが新しいプロジェクト(The Document Foundation)を作り、OpenOffice.orgをフォークしたLibreOfficeを作りました。
当面、両方のプロジェクトを推進するべく双方のオフィスソフトを紹介していきます。(現時点で開発力はLibreOfficeがあるようです)


*2011/11/9 LibreOffice 3.4.4がリリースされました
*2011/2/3 OpenOffice.org 3.3.0日本語版がリリースされました


   もくじ
  OpenOffice.org(オープンオフィス)とは?
  LibreOffice(リブレオフィス)とは?
  LibreOffice/OpenOffice.orgニュース
  LibreOffice/OpenOffice.orgのソフト構成
  LibreOffice/OpenOffice.orgの入手方法
  OpenOffice.orgのインストール方法
  OpenOffice.orgの使い方
  OpenOffice.org書籍案内

   OpenOffice.org(オープンオフィス)とは?
 
OpenOffice.orgOpenOffice.orgはオープン・オフィス・オーアールジーと読み、通称オープンオフィスとかオーオーオーと呼びます。
ワープロソフトや表計算などが一体となった一般的に統合ソフトなどと呼ばれているジャンルに属しています。Microsoft Officeと高い互換性を持っています。

もともとドイツのStardivision社が開発・販売していたStarOfficeをサン・マイクロシステムズ社がマイクロソフト社のOfficeの独占的シェアを崩すために同社を買収、StarOffice5.2を無償公開とすると同時に、ソースコードを公開。OpenOffice.orgプロジェクトを立ち上げたものです。このOpenOffice.orgはサン・マイクロシステムズ社からStarOffice(日本での販売名はStar Suite)としてパッケージ販売もされています。

なお、2010年1月のオラクルによるサン・マイクロシステムズの買収により、3.2.1よりトップ画面にオラクルのロゴが表示されるようになり、また各ソフトウエアのアイコンも変更されました。

また、OpenOffice.orgで採用されている文書ファイルの書式であるOpen Document Format(ODF)は、2005年にISO(国際標準規格)/IEC(国際電気標準会議)26300として承認されました。国際標準規格と承認されたことで、今後ODEファイルをカバーするソフトウエアは今後増えてくると言われています。


   LibreOffice(リブレオフィス)とは?
 
LibreOfficeLibreOffice(リブレオフィス)とは、2011年1月にOpenOffice.orgの開発元であったサン・マイクロシステムズがオラクルにより買収され、9月に主要メンバーが新しいグループThe Document Foundationを結成、OpenOffice.orgの次期バージョン3.3を元に開発したのがLibreOffice3.3.0です。

現在は、OpenOffice.orgにないアップデートなど積極的に盛り込まれ、開発力では上であるとの評価もあるようです。
とはいえ、ソースコードを共有しているOpenOffice.orgとは競合する関係ではなく、互換性も高いレベルで維持しています。
メニューの配置は旧Microsoft Officeに合わせた配置になっているので、移行はこちらのほうが楽かも知れません。

なお、バージョン番号の付け方のポリシーにより、各バージョンの*.*.0は熟練ユーザーや環境テスト向け(従来のRC版)、企業等で利用する場合にはさらにテスト・修正を加えた*.*.1以降を利用するよう推奨しています。 アナウンス 

なお、The Document Foundationでは、最終的にOpenOffice.orgの権利をオラクルが放棄しOpenOffice.orgと一つのプロジェクトに合併することを望む書簡をオラクルに出しています。

   LibreOffice/OpenOffice.orgニュース

2011年11月9日 LibreOffice3.4.4がリリースされました。リリースノート このバージョンでの修正点(英語)
2011年8月31日 LibreOffice3.4.3がリリースされました。リリースノート このバージョンでの修正点(英語)
2011年8月1日 LibreOffice3.4.2がリリースされました。 このバージョンでの修正点(英語)
2011年7月1日 LibreOffice3.4.1がリリースされました。7月末には3.4.2がリリース予定です。 リリース 
2011年6月5日 LibreOffice3.4.0がリリースされました。 リリース
2011年6月1日 The Document FoundationからOracleのOpenOffice.orgソースコード寄贈を歓迎するコメントが出されました。
2011年6月1日 オラクルがOpenOffice.orgのソースコードをApache Software Foundationへ寄贈する声明を発表しました。
2011年4月15日 オラクルが商用版OpenOffice.orgであるOracle OpenOfficeの提供を終了しました。ニュース記事 
2011年4月12日 OpenOffice.org 3.4.0ベータ1版がリリースされました。
2011年3月28日 福島県会津若松市がLibreOfficeの評価検証を開始しました。 リリース 
2011年2月23日 LibreOffice 3.3.2がリリースされました。主に脆弱性などの修正が行われました。
2011年2月23日 LibreOffice 3.3.1がリリースされました。アイコンの他様々な修正が行われました。
2011年2月3日 OpenOffice.org 3.3.0日本語版が正式にリリースされました。
2011年2月3日 山形県では次期オフィスソフトとしてOpenOffice.orgを採用決定、2月から順次導入します。 リリース
2011年1月25日 LibreOffice 3.3.0がリリースされました。
2010年11月16日 OpenOffice.org 3.3.0リリース候補版5がダウンロード可能になっています。
2010年6月4日 OpenOffice.org日本語版に関するツイートにはハッシュタグ #oooja  を付加してくださいね。
2010年6月4日 OpenOffice.org 3.2.1日本語版の品質保証が終了し、正式版として公開されました。
2010年5月12日 OpenOffice.org 3.2.1日本語版のRC1(リリース候補版)が公開されました。
2010年2月11日 OpenOffice.org 3.2.0日本語版が正式にリリースされました。
2010年2月9日 OpenOffice.org日本語版の品質保証を終了、2月11日に正式版が公開されます。
2010年1月27日 OpenOffice.org 3.2.0のRC4(最終リリース候補版)が公開されました。
過去の履歴はこちらまで

   LibreOffie/OpenOffice.orgには以下のソフトウエアが含まれています
 
※アイコンはOpenOffice.org 3.2.1より変更されました。
Libre
Office
OOo ソフト名  説 明
Writer Writer ワープロソフトです。基本的な使い方はMicrosoft Word97-2003と互換性があります。
ファイルは一部のレイアウト関係をのぞき、Wordとほぼ完全な互換性があります。
Calc Calc 表計算ソフトです。基本的な使い方はMicrosoft Excel97-2003と互換性があります。
一部のマクロ等の挙動をのぞき、ファイルは互換性があります。
Impress Impress プレゼンテーションソフトです。
基本的な使い方やファイルはMicrosoft PowerPointと互換性があります。
Draw Draw 画像作成ソフトです。アウトライン系のドローソフトです。
Base Base データベースソフトです。
Accessとはちょっと使い方が違います。
Marth Math 数式エディタです。
*Microsoft Office、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Accessはマイクロソフト社の登録商標です。

   LibreOffice/OpenOffice.orgはどうやったら手にはいるの?

OpenOffice.org/LibreOfficeはオープンソースと呼ばれるジャンルのソフトウエアです。
オープンソースとはプログラムのソースコードを公開してみんなで開発していこうという考え方の元に公開されています。
当然プログラム自体も無料で利用できます。

プログラムは世界中のサーバーで公開されたり、雑誌のCD-ROMなどに添附されていたりします。
国内での最も簡単な入手方法は、それぞれのWebサイトから入手する方法です。

現在は最新版の3.3.0がユーザー会のサイトで公開されています。(LibreOfficeは3.4.1が公式サイトで公開)

■導入に当たっての注意点■
OpenOffice.org 3.0.0になり、ODF形式のファイルがVer1.2となっています。
このため、ファイルの互換性に一部支障がでるばあいがありますので、旧環境からの移行には
注意が必要です。(3.0.0で作成・編集したファイルを2.4.1以前のバージョンで編集する場合など)

LibreOffice 3.4.4日本語版

LibreOffice 3.4.4ダウンロードページ (公式サイト)

各OS対応版の直接リンク※本体とヘルプパックの両方が必要です。
Windows用LibreOffice 3.4.4(マルチ言語対応)  日本語ヘルプパック (15MB) 
(ファイル名 LibO_3.4.4_Win_x86_install_multi.exe) 約189MB
Linux用LibreOffice 3.4.4 32bit版(rpm版)(英語版)  日本語化パック 日本語ヘルプパック 
(ファイル名  LibO_3.4.4_Linux_x86_install-rpm_en-US.tar.gz ) 約146MB
Linux用LibreOffice 3.4.4 64bit版 (英語版)  日本語化パック 日本語ヘルプパック 
(ファイル名  LibO_3.4.4_Linux_x86-64_install-rpm_en-US.tar.gz ) 約161MB
MacOS X用LibreOffice 3.4.4 インテル系CPU版 (英語版)  日本語化パック 
(ファイル名  LibO_3.4.4_MacOS_x86_install_en-US.dmg) 約173MB
MacOS X用LibreOffice 3.4.4 PowerPC版 (英語版)  日本語化パック 
(ファイル名  LibO_3.4.4_MacOS_PPC_install_en-US.dmg) 約175MB

OpenOffice.org 3.3.0日本語版

OpenOffice.org 3.3.0ダウンロードページ (OpenOffice.org日本語プロジェクトのページへ)

その他のOS版は上記ダウンロードページからダウンロードしてください。

各OS版への直接リンク(上記ダウンロードが遅い場合には下記直接リンクをご利用ください)
Windows用OpenOffice.org 3.3.0日本語版 *Java同梱版
(ファイル名:OOo_3.3.0_Win32Intel_install_wJRE_ja.exe) 約149MB
blank
Linux(インテル系CPU)用OpenOffice.org 3.3.0 日本語版 *32bit版
(ファイル名:OOo_3.3.0_Linux_x86_install-rpm_ja.tar.gz)  サイズ約145MB

blank
Linux(インテル系CPU)用OpenOffice.org 3.3.0 日本語版 *64bit開発途上版
(ファイル名:OOo_3.3.0_LinuxX86-64_install_ja_deb.tar.gz)  サイズ約161MB
blank
MacOSX用OpenOffice.org 3.3.0日本語版 *インテル系CPU版
(ファイル名:OOo_3.3.0_MacOSXIntel_install_ja.dmg) 約161MB
blank
MacOSX用OpenOffice.org 3.3.0日本語版 *PowerPC版
(ファイル名:OOo_3.3.0_MacOSXPPC_install_ja.dmg) 約160MB


※これ以前のOpenOffice.orgにはセキュリティ上の問題が存在するため、最新版へのバージョンアップを行ってください。
OpenOffice.orgの複数の脆弱性について(09/10/09版)(当Webサイト内)
OpenOffice.orgの複数の脆弱性について(当Webサイト内)
OpenOffice.org2.x セキュリティホール修正のお知らせ ならびに2.4へのアップグレードのお願い
(OpenOffice.org日本語プロジェクト)

 

   OpenOffice.orgのインストール方法は?

OpenOffice.orgのインストール方法は以下のインストールガイドをご覧ください。
 OpenOffice.orgインストールガイド *2.4.1版対応に更新しました。3.*も基本は同じです。

   OpenOffice.orgの使い方は?

OpenOffice.orgの使い方は様々な所で紹介されています。
初心者向けユーザーガイドはOpenOffice.orgユーザー会に掲載されています。以下は各ドキュメントへのリンクです。

オープンオフィスへの入り口 (OpenOffice.org日本語プロジェクトWebサイトより)

OpenOffice.orgコミュニティフォーラム 
OeenOfficeの使い方や活用方法、トラブルなどユーザー間での情報交換が行われています。(メンバー制・無料)

オープンオフィスを使おう!(窓の杜へリンク)
PDF形式の初心者向け解説書がダウンロードできます。
OpenOffice.org推進サイト
株式会社グッデイが作成したOpenOffice.orgの解説書がダウンロードできます。

このほか、さまざまなドキュメントがOpenOffice.org日本語プロジェクトや日本ユーザー会のサイトに掲載されています。
OpenOffice.org日本語プロジェクト
日本ユーザー会 OpenOffice.org日本ユーザー会

   OpenOffice.org書籍案内

内容がわかりやすく、初心者向けのガイドブックの案内です。(書籍のリンクはAmazonに貼ってあります)

OpenOffice.org 3系のガイドブック
オープンガイドブックOpenOffice.org 3 (DVD付) 価格2980円(税込)
株式会社グッデイが作成したOpenOffice.org3.0用解説書です。
ステップバイステップ方式で解説してありますので、初めてこの手のソフトを使う人にも安心しておすすめできます。

超カンタン!OpenOffice3―〈世界標準〉高機能総合オフィスソフト…主要3ソフトの使い方! (I/O別冊) 価格980円(税込)
マイクロソフトのOfficeと比較して表記してあるために、オフィスからの乗り換え組の方にはわかりやすいかもしれません。

すぐわかる OpenOffice.org 3  価格1659円(税込)
2月21日発売予定です。ソフトとテンプレートを用意したCD付きですぐ使えます。出版元の紹介記事

今さら人に聞けないOpenOffice3の常識 writer編 価格1995円(税込)
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主として利用されるwriterとcalcの使い方に重点を絞ったガイドブックです。

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初心者がつまづきやすい各アプリケーションの基本から応用まで解説。

OpenOffice.org 2系のガイドブック
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OpenOffice.org日本ユーザー会編集の公式ガイドブック。ツール全般について詳細な解説があります。

OpenOffice.org 2.0 完全攻略ガイド 価格1890円(税込)
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文章作成の手間を大幅に省略してくれます。



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