Windows2000がやってきた

いよいよ新しいOS、Windows2000のデビューの日程が決定しました。それに伴い、試験運用のためのテスト版であるWindows2000RC2が雑誌の付録で配布されだしています。早速入手して使用してみました。

Windws9x(9xとは95・98のこと)では、ユーザーフレンドリーな部分を持っているがMS−DOSと比較しても安定度では断然落ちている。しかもシステムリソースという旧16ビットアプリのための互換性を保つためのシステムが物理メモリーがあってもメモリー不足になるという欠点を持っています。
また、NTのほうはネットワークOSといわれるだけあって、システムの堅牢性には定評があるものの、サーバーやネットワークの使途のために、どうしても一般ユーザーには難しいものとなっていました。

今回発表されたWindows2000は、そんな9xの使い勝手のよさとNTの堅牢性の両方を兼ね備えたものに仕上がっているようです。もちろんバージョンはNT5.0であるだけに、直接9xとの互換性が保証されているわけではないものの、たいていのソフトは動くように設計されており、メモリさえ積んでおけば、旧型のマシンでも動作できることが、魅力のひとつのようです。

実際にセットアップしてみた感想では、現在98環境で作っているシステムとの比較では一部の機能で障害が出たりしていますので再び98に戻したりして、結局Cドライブに98、Dドライブに2000をセットアップすることで落ち着いています。
また、NTでの動作保証はあっても2000では動かなかったり、逆に98用でも2000できちんと動作するソフトもあります。もっともメーカーからきちんとアナウンスされていないものもあるので、実際に自分できちんとセットアップしなければならない部分があるのは少し残念ですね。

それでは、最後に私の確認した動作リストです。メーカー発表とは食い違う部分があるかもしれませんがその辺はご容赦を(^^;