【ゼルビス】(HONDA VT250FN XELVIS)
車名:ホンダMC25 長さ:2,095mm 幅:720mm 高さ:1,160mm 原付き免許を取った後、いきなりミッションのMTX50に乗りはじめた。 MTX50は 面白いバイクだったのだけど、オフロードを購入したのに、結局一回もオフロードを走る ことなく終わってしまったことを考え、自分の乗り方から長距離を走るツアラーを探した。
乗るバイクがゼルビスになってしまったのは、通勤にも利用するので車幅がせまい バイクが欲しく、できればマイナーなバイクで、更にホンダ党 (というか本田宗一郎崇拝者) という条件が重なったから。
ゼルビスってどういう意味か調べたんだけど、辞書で出てこない。 それもそのはず、 特別の(Xtra)+元気付ける(ELate)+訪問者(VISitor)というホンダの造語なのだ そうだ。 なんか滅茶苦茶強引ですが、直訳すると「持ち主を元気付けてくれる特別な 訪問者」ということですね。
乗りはじめた最初のインプレッション。「曲がらない」。 慣れてくると、高い車高 を度胸良く傾けると曲がるのだけど、慣れない友人に貸すと膨らんでセンターを越えそ うになることしばしば。
あと、足つきが悪い。 これは、ダブルサスの調整で有る程度落とせるが、ポジショ ンを低くするとサスが柔らかくなり、高速道路や峠を攻める時に不利になるので問題で ある。 足がつかない自転車に良く乗ってたので大丈夫と思ってたけど、やはり足が短 いせいか転けることが多い。 ちなみに私は立ち転け5回目ぐらいから数えるのをやめ た。(最近はしっかり腰を外して足をつけるようにしたから、ないですけどね。)
加えて、後輪が良く流れる。 砂が浮いてたり、水が撒かれているいる路面で、カー ブしながら発進しようとすると、そんなに無理な発進でも無いのに滑る。 また、コーナーへの ツッコミで車体がカーブをはじめていると、後輪のエンジンブレーキでリアが流れる。 しかし、これが原因で転倒したり、不安定になったりしたことはない。
気に入らない点を先に書いたけど、気に入ってる点はその他すべてと言って いい。 街乗り十分の加速と、バイク便も採用のすり抜け性能。 安定した直進性と高速 コーナーの安定性。 セミカウルは高速道路で威力を発揮し、120km/h でもそよ風のよう。 ネイキッド並みの楽なポジションは、長距離での疲労がとても少ない。 「走りはじめると 止まるのが面倒くさくなる」ほど、田舎の道を流して乗るには良いバイクである。 別称、INTER URBAN CRUISER (都市間巡航車)とは良く言ったものだ。
シート下の7リットルの収納スペースや、14のフックは積載力満点。 地方道なら、 燃費28km/L、16リットルの大きなタンクは無給油巡航可能距離を450km をまでも伸ばす。 頑丈なホンダVTエンジンは走行中も安心でトラブル無く、ツアラーとしては上出来である。
はっきり言って、日本の国内の交通法規では、これ以上の性能は必要ない。 惜しむらくは、これで 400ccのツインだったら良かったのだけど、長距離走行やタンデム には非力なところか。 その辺が、ZZR400に勝てなかった理由でしょうね。
結局、高速道路でエンジンに負担がかかり、バルブが落ち、ピストンに大穴が空くという、 エンジンブローを起こして廃車となりました。 横浜の「スイート」さんがわざわざ豊橋まで 来て引き取ってくれました。 助かりました。