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南の島をアメリカン気分で  

1999年10月8日〜10月10日


10月8日(金)

  私の会社には社員旅行がある。 大手の会社の友人とかは、 休日まで見たくも無い顔を見たくないとか厳しいが、私の会社では給料が安い 分だけ、半分は会社が出してくれる。 「おこずかい」と称して少しだけ現金も 出たりして、のどかな会社である。

  今回の宮古島も、計画自体は1日目の野外のバーベキュー 大会だけが決まっていて、2日目と3日目の午前は全く自由という、なんとも のんびりした旅程だった。

海だ海だ〜
   さて、何をしようかと考えていたら、パンフレットに「軽・バイク専門」 のレンタカー屋の文字が。 普通、レンタルバイクって言ったら 50cc スクー ターばっかりなんだけど、「サーウェスト」には、250cc のアメリカンとオ フロードの2台を扱っていた。 事前に聞いていたところ、AXIS 90 や、DT50 もあり、悩んだ末、DT50に決定した。 しかし、いざ予約する段になって、 店員に「保険切れ」と言われて変更。 まあ、アメリカンも面白そうだった ので、前日の 午後5時半から24時間レンタルで、丸一日借りることにした。 値段は8000円(保険料 500円はサービス)。 ヘルメットもジェットヘルがある らしいので、念のため、半キャップだけ持って飛行機に乗った。

   宮古島には関西空港から飛行機で二時間10分で着く。 直行便があるた め、結構楽に到着できる。 問題は、関西空港まで「はるか」で行くだけで 2980円飛んでしまうことである。 これは失敗。 よくよく考えたら梅田から リムジンバスで行けば良かった。

   宮古空港におりたら、サーウェストの看板をかけた人が客引きをやってい た。 直接、挨拶して、予定より少し早い 17:15に迎えにきてもらうように 頼む。 少し市内で買い物をしたかったからだ。

  宿泊地の東急リゾートホテルは昭和50年代のホテルって 感じで、感じはよかった。(ただ、ビールや軽食の値段の付けかたも昭和 50年代ノリでしたが) ビーチやプール、パット&パットゴルフ等もあり、 ヒマはつぶせる。

   午後5時ぐらいまでのんびりして、レンタルバイク屋を待った。 15分 早く待っていたら、時間ピッタリに来た。 なかなか優秀。 どうやら、バ イクを扱っているのは社長の趣味らしくて、250cc を扱ってるのはココだけ なのだそうだ。 まあ、下手したら軽自動車より高くつくし、転けたら修理 代がかかるし、メンテナンスも車より多そうだから、当たり前ですよね。

   借りたバイクはスズキのマローダ。 とっても軽くて女の子でも簡単に取 り回しできそう。 アメリカンというより、ビンテージバイクのアメリカン カスタムって感じでした。 乗りやすく、足つきよい。 パッドが良く鳴る のでチェックしたら、換えたばかりのようだった。 効いてるから、まあ良 いか。 ニュートラも入りにくかったけど、MTX50はもっと入らなかったから、 入れる要領は判っている。 ちょいとバイクを前に動かしながら入れると、 ほら、入った (笑)。

マローダ(略奪者)

   最初の数キロは勝手が判らなかったが、しばらくして、繋ぎかたが判って きた。 単気筒なので振動が心地好い。 友人に頼まれていた水着をスーパー で特価で買い、のんびりとホテルへの帰路につく。

   ・・・迷った。  畑仕事をしているオジーや店のオバーのシマンチュに 道を聞く。 どうやら辛うじて鹿児島弁が通じるようなので、標準語から 鹿児島弁に切り替える。 相手も出身が判ったみたいで楽しい。 余計 なことまでたくさん教えてもらう。

   午後6時半頃、ホテルにつく。 既に暗い。 日の長さは緯度によっては あまり変わらないみたいだ。 同部屋の二人と宴会場に向かう。 バーベ キューをアテに、ペースを守ってビールと泡盛を呑む。 中には全く呑まな かった同僚もいた。 これが許されるのが、私の会社の良いところ。

   宴会が終り、夜はボードゲームを楽しんだ。 翌日に備えて、夜更かしは やめて、早く寝た。

10月9日(土)

翌朝、目が覚めたら午前7時だった。 朝早く起きて朝日を見ようという 計画は挫折。 私は朝食を食べるとおなかの調子が悪くなる確率が高いので、 そのまま出発する。 とりあえず、一番近い来間大橋を渡る。

   申しわけ無さそうに竜宮城展望台があった。 展望台には「来間島憲法」 とかの条文が書いてあった。 なんでも全ての家でハイビスカスやブーゲ ンビリアを植えないといけないそうだ。 花粉症の人は大変かも。

   Uターンしてエメラルドグリーンの遠浅の海の上の橋に戻る。 対向車も 走行車いない。 暖かい風を受け、のんびりと走る。

ドイツ文化村
   次の目的地、ドイツ文化村まで、できるだけ海岸線添いを走るように努力 したのだが、海が見えない。 15kmぐらいなので、あっという間についてし まう。 ここは、ドイツの難破船が漂着した場所らしく、それにちなんで、 オランダ村かハウステンボスを狙った建物を作ったつもりなのだろう。 か なり大規模なリゾート施設ができている。 しかし、人工物では都会には勝 ちめがない。 建物よりも入り江の海がキレイだった。

   遺跡があるようなので北に向かう。 宮古島は13〜14世紀にかけて本 土とは別の文化があったようで、石づくりの遺跡があちこちにある。 遺跡 の入り口で、遺跡の写真だけ眺めて東平安名岬に向かった。

   東平安名岬の直前で、漁港があった。 こういうとこの漁港はキレイなのであ る。 透けている海で釣りをしている地元の人々を眺める。  岬に戻ると、 観光客目当ての露店がまだ準備をしている途中だった。 のんびり灯台を一 周する。

保良漁港
   さて、この東平安名岬から、北の西平安名岬まで 40km。 信号も車もいないの で 60km/h でのんびりと走る。 「うわ〜、何も無いぜ〜、面白い〜」とか楽しんでる のは私だけか。 ○×小中学校と、この島では、小学校と中学校が一緒になっ ているよう。 老人ホームや療養所をよくみかけた。

   北のはずれ、池間島では、やはり大きな橋が海の上にできている。 向かい の島の人口は、この際考えないことにしよう。(空しくなります) これだけきれいな 橋だと、観光資源にはなるでしょうね。 島の海の家でサザエ(一個 150円) を食べる。 安いのもそうだけど、鮮度が良い。 2つ食べる。 こんなに 美味しいサザエは子供の頃、観光旅行で山口で食べた以来だと思う。

   風力発電所を見たあと、市内に帰る途中で、会社の後輩二人組みに会った。 自転車を一所懸命こいでいる。 挨拶したら片方が気付いた。 とりあえず、 市内に入り、昼食をとることにする。

   午後からは、向かいの伊良部町に向かうつもりだった。 食事する場所を 探して、一方通行の多い市内を走っている途中、ふと、フェリーポートで食事 するアイディアを思い付いた。 フェリーポートは、船乗りが利用するので、 安くて美味しい場合が多いのだ。(メニューはありきたりですが)

   この港も、「宮古そば」の普通が 380円、大盛 450円の安い値段で、大盛 りで量もけっこう、食べられた。 味はアッサリで美味しかった。

   向こうに渡ろうと思ったのだけど、手荷物(自動2輪)が 1380円だったので 断念。 往復 4,000円もかかってしまう。 行ってもたいしたことなさそうなの で、宮古島2周目にトライした。

   2周目は、宮古市熱帯植物園(無料)に寄った以外はほぼ同じ。 違いはサザ エを2個じゃなくて3個食べたことかな(笑)。 そろそろバイクの特性とか判っ てきて楽しい。 スーパーに寄って海パンとニシキヘビの財布を買う。

   256kmという切りのいい(?)数字を走って給油したのだが、なんと、7リットル 入らなかった。 つまり、燃費で 35km/L 越えているわけで、驚きである。 レンタルバイク屋にホテルに送ってもらう。

   ホテルの夕食は高いので同部屋の二人と相談してカップラーメンにしたが、 少し寂しかったね。

四島の主の墓

10月10日(日)

   最終日、時間をつぶさないといけない。 まだ泳いでいないので、少し 泳いだが、やっぱり泳ぐのは苦手である。 体力も落ちてるなぁ。

   アーチェリーがあったので、20年近くぶりに弓を握る。 中学一年の 弓道クラブ以来、久しぶりにやったアーチェリーは楽しかった。 危な いから、普通のホテルでは、できないんだけどね〜。 東急リゾート、 さすがというか・・・。

   飛行場をあとにして、大阪に帰った。 空港リムジンバスで、難波に 向かったが、宮古島と比べると昼のように明るい。 

   翌日は休日出勤だったりしたのだけど、楽しい旅行でした。

池間大橋付近


[コースガイド]
10月8日(金)
  平良市〜宮古島東急リゾートホテル(前浜ビーチ) 8km 18:30〜19:00
10月9日(土)
  宮古島東急リゾートホテル(前浜ビーチ)〜東平安名崎 35km 7:30〜9:00 来間島、ドイツ文化村経由
  東平安名崎〜西平安名崎 45km 9:00〜10:30
  西平安名崎〜下地(ほぼ一周) 35km 10:30〜13:30 (平良港で昼食)
※二周目も道は変えたがほとんど同じ。 
レンタル走行 計 256 km


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