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ぐるっと東北3000km 

2005年8月6日〜8月16日


8月6日(土)

コース:日当山〜岩川〜志布志 65.7km 

 午前中に出発の準備をする。バイク屋で空気圧とクーラントをチェックしてもらう。

 午後2時、バイクに荷物を積み出発。 志布志までは慣れた道で、午後3時半に志布志港に到着した。 出港まで時間があったので、近くのホームセンターで自転車用の番号式のワイヤーロックを買う。 盗まれないようにヘルメットを繋いでおくためだ。 SV400Sのメットホルダーは、後部シート下にあるので、荷物を積んだ状態では使えない。

 船内にバイクを停め、ワイヤーロックでハンドルにヘルメットを繋ぐ。 タンクバックのみ持って、2等寝台へ行き、寝床を確保する。

 フェリーのレストランで夕食。 1500円のバイキングだったが、少し割高。 隣のテーブルのおばあちゃんも「高いねぇ」と言っていた。 酒は、週一回にしているため、ビールは我慢する。 食後は、雑誌(ビッグコミック・オリジナル)を読んで時間をつぶし、9時過ぎに寝た。

8月7日(日)

コース:かもめ埠頭〜(阪神高速)〜豊中南IC〜(名神高速)〜米原〜(北陸自動車道)〜新潟 649.1km

 朝8時ごろ出発。 かもめ大橋を越えて少し走ると阪神高速の入り口が見えたので、まず、大阪市内方面に向かう。 市内をぐるっと半周して、伊丹空港方面へ。

 豊中南ICから名神高速へと入る。 吹田SAに着いたのが9時ごろ。 休憩をとっていると、単気筒のバイクがどんどん集まってきた。 SRが多い。 話を聞くと、ネットで連絡をとった連中で、マス・ツーリングをするそうだ。 がんばってくださいねと声をかけられて、吹田SAを出発する。

 米原を越え、北陸自動車道に入ったあたりのSAで、三重ナンバーのおっちゃんと話をする。 若いライダー2人を連れて、石川県をツーリングするらしい。 「青森まで行くんです。残念ながら北海道までは行けません。」と話をしたら、「とぼけた奴だ」と誉めていただいた(^^;。 1時間に1回程度の休憩をいれながら、北陸自動車道をひたすら走る。

 石川県を越えたあたりで、雨が降り始めた。 近くのSAに寄ると、大阪ナンバーのオフロードバイクの女性がブーツカバーを装着している。 私はブーツカバーを持っていなかったので羨ましい。 次回までにはブーツカバーを用意しておこう。

 後部に付けたリュックをビニール袋で覆い、自分はカッパを着て走り出す。

 30分ぐらい走ったところで、雨があがってきた。 今度は蒸し暑い。 近くのPAでカッパを脱ぐ。

 三条燕ICで降りて、弥彦神社に寄る予定だったが、時間がオシてきたので直接新潟西ICに向かう。 高速を降りてから、8号線を逆方向に向かってしまったが、すぐに気がついて元に戻った。 駅前の新潟厚生年金会館は、わかり易く、とてもきれいなホテルだった。 到着は午後6時半。 シングルで素泊まり5780円。 

 ホテルのレストランで、ビールの一杯無料券が付いていたので、夕食はホテルのレストランでとることにした。 メニューに、美味しそうな日本酒が並んでいる。

 せっかく日本酒の美味しい地方に来たのだから、今回の旅行中は節酒をやめることにする。 和食のセットメニューをあてに日本酒(八海山)を楽しむ。 新潟は酒が美味しい。

8月8日(月)

コース:新潟〜南陽〜蔵王エコーライン(お釜まで)〜天童〜東根 233.9km

 朝、6時に起床、6時半に新潟を出発。 しばらく北上して、国道113号で山形を目指す。 途中の道の駅で、千葉ナンバーの車のおじちゃんと話をする。 奥さんが、大分の方だそうだ。 113号は、混むでもなし空いてるわけでもなしでだらだらと走る。

 午前10時ごろ、もう少しで山形に着くという所で、蔵王エコーラインへの入り口があった。平日昼間ということもあるが、車が少なく、快調に峠を上る。 途中で、「お釜」の表示があったので、道なりに行ったらリフトがあった。 職員の方に、リフトの終わりからお釜までどのぐらいかかるかと聞いたら、4分ほどだというので登ることにする。 観光客もけっこう多い。 蔵王のお釜の火口湖は雄大だった。 鹿児島で言えば、大浪の池に近いかもしれない。 山頂の苅田嶺神社でお守りを買う。

蔵王お釜

 さて、山形といえば、私は将棋をやっていたので、天童市には思い入れがある。 天童駅の駅ビルに将棋の資料館が併設されていたので、入館する。 大将棋や、世界のチェスのような将棋が展示されている。 記念に物産店で、一字彫りの将棋の駒を買う。 使うのが楽しみ。

 昼食は、天童駅のスナックコーナーで、ざるそばを食べる。 ちゃんと客が注文してから茹でていて、腰もあり、量もそこそこあって、これで 400円は安いと思った。

 雨が止まないので、宿(ひがしねベアフットYH)に早めに行くことにした。 午後3時前に着いたのだが、チェックインは4時からで、北海道から原付で走ってきたという名古屋の大学生が宿が開くのを待っていた。 皮肉なもので、宿に着いたら雨があがってしまう。 しばらく話をしていると、ご主人が帰ってきた。 ガレージにバイクを入れてもらい、部屋に入って着替えをする。 宿泊客は4人。

 夕食は、鳥の揚げ物(ピリ辛)がメインディッシュだった。 ビールがうまい。 地酒もあり、呑む。

 夜は、近所の温泉(250円)に行って疲れを癒す。 風呂から帰ると、お茶のサービスがあって、ほかの宿泊客と談笑した。

 ひがしねベアフットYHは、アットホームで、近所の親戚のうちにお泊りに行くように気軽に泊まれるYHだった。

8月9日(火)

コース:東根〜酒田〜鳥海ブルーライン〜秋田〜男鹿半島〜秋田 342.5km

月山湖
 やはり6時起き、6時半発。 YHはチェックインが早いので、早起きして距離をかせぎたい。 あと、私は朝食を食べるとお腹の調子が悪くなるというのもある。

 酒田に抜けるのは、ネットでお勧めだった月山道路を通る。 月山湖で休憩。 月山道路は信号もなく、車の流れは専用道路のようで走りやすい。

 鶴岡に抜け、コンビニでサンドイッチを食べる。 そのまま北上して、秋田県との境の道の駅鳥海で、山形名産の玉こんにゃくを食べた。 味がしみて美味しかったけど、熱すぎて歯茎を少しやけどしてしまった。

 鳥海山のふもとに、十六羅漢岩という、昔、お坊さんが彫った羅漢像が岩に刻まれている。 バイク客も来ていた。

 鳥海ブルーラインは、車がまったくおらず、最高だった。 眺望もすばらしい。 遠く、北の方に風力発電所が見えた。
十六羅漢岩
 秋田に入って、象潟(さきがた)の道の駅で、サザエの串(350円)とラーメン(500円)を食べる。 この日は暑かったのだけど、ラーメンが美味しそうだったので、汗をかきながら食べる。 味はしょうゆ味で、合格点。 さざえの串焼は美味しかった。

 次に、道の駅岩城で休憩。 牛乳を呑む。 何か飲みながら走らないと脱水症状になりそう。

 秋田市についたのが、午後1時半だったので、男鹿半島まで足を伸ばすことにした。道は、片側二車線の走りやすい道だったが、こういういかにも気持ちの良い道だと、警察の取締りが怖い。 実際、帰りに白バイやパトカーをけっこう見かけた。 車の流れに乗りながら走る。

 男鹿を越えると、漁村の雰囲気になる。 日本の渚100景に選ばれた岬を通り、お目当ての五社堂へ。 赤神(なまはげ)様が祀られためずらしい神社である。 999段あるという石段を登る。 けっこうしんどい。

 お守りが300円と安かったので、賽銭箱に入れて貰って帰ることにした。

 夜はユースパルあきたに泊まる。 食事は普通のハンバーグセットのようなものだったが、2人の相部屋ながら部屋はきれいでバストイレもあり、ホテルの一室のようだった。 これで2000円は安い。

 相部屋の相手は、まだ免許をとったばかりのライダーで、話も弾み、酒もすすんだ。
鳥海ブルーライン

8月10日(水)

コース:秋田〜八郎潟〜不老不死〜鰺ヶ沢〜岩木山〜弘前〜おいらせ 314.5km

五能線(轟木駅付近)
 例によって6時起床、6時半出発。 八郎潟沿いに北上しているはずだが、八郎潟は見えない。 少し雨が降ってきたので、途中のコンビニに寄ったら、新潟ナンバーのGSF1200のライダーと会った。 コーヒーを飲んで、カッパを着ていると、「カッパを着たら雨があがるんですよね〜」と、マーフィの法則のようなことを言っている。 GSF1200のライダーは、雨があがるのを待つらしい。

 さて、しばらく走っていたら、本当に雨があがってきた。 暑いので、カッパを脱ぐ。

 能代から五能線沿いに海岸線を北上する。 五能線は雰囲気のあるローカル線で、風景がきれい。 不老ふ死という地名が気になったのでこのルートを選んだのだが、通り過ぎてしまった。

 鰺ヶ沢に近づくにつれ、イカの屋台が目立つようになる。 気になったので、鰺ヶ沢のおばあちゃんがやってる店でイカを食べる。 250円で量がたっぷりで美味い。 あまりに美味いので、「海の駅わんど」でイカを送ってもらおうと思ったら、イカの水揚げは午後になるそうだ。 よくよく考えたら、青森から鹿児島まで送っている間に腐るだろうな。

 鰺ヶ沢は、相撲取りの舞の海の故郷のようで、「海の駅わんど」には、無料の資料館があった。 偶然寄った海の駅で、発見があっておもしろい。

岩木山  岩木山に向かう県道3号は独走状態だった。 時計を見るとまだ10時前。 これは、ひょっとして、岩木山に登る時間がありそうだということで、津軽岩木スカイラインに入る。

 この道は、単調なくねくね道のカーブが69個も続き、まるで教習所のような道である。 適当に車を追い越しながら走る。

 岩木山は、30分で頂上とマップに書かれていたが、岩だらけの登山道で、その30分がしんどかった。 子供が登ってるのにとか思いながら、運動不足を実感する。 何回も休憩をして頂上に着いたら、すばらしい眺めで、登ったかいがあった。 老夫婦に写真を頼まれたので、私も記念写真を撮ってもらう。

 ふもとの岩木山神社前の食堂で昼食。 暑いのでざるそばを頼んだのだが、この店はラーメンが売りらしく、皆、ラーメンを食べている。 ざるそばは特筆するほどの味ではなかった。 岩木山神社の参道には、狛犬のようにアイスクリームの屋台が並んでいた。  100円と値段が安い。 食後のデザートで食べてみる。 シャーベットだったが量が多く得した感じだった。

 弘前で信号待ちをしていると、後ろからの車のお姉ちゃんが窓を開けて「鹿児島から大変ですね〜。私も鹿児島に住んでいたんですよ」と声をかけてきた。 鹿児島ナンバーは目立つのであちこちで声をかけられるが、車の中から声をかけられたのは初めてだった。

 十和田湖への国道102号は、林の中を走るワインディングが続く。十和田湖が一望できる展望台があって、広い湖を眺めることができた。

 この日の宿泊は「おいらせYH」。 バイクの客は、他にCBR900RRが二台いた。 ドイツ人が宿泊しており、英語で会話をする。(と、言っても私は英語は得意でないので聞くのが精一杯) 話を聞いていると、CBR900RRの宿泊客は、自動車会社の、H社、N社のエンジニアらしい。 私はT社ですと正体をばらすとバカ受けしていた。

 夜は、老舗の旅館の蔦温泉に外来で入浴する。 木製の湯船が気持ちよかった。 日本酒の小さい瓶を一本買って帰る。

岩木山山頂

8月11日(木)

コース:おいらせ〜十和田湖〜八幡平アスピーテライン〜岩手郡玉山村〜盛岡〜花巻〜遠野 266.9km

八幡平アスピーテライン  やっぱり6時半に出発。 おいらせの渓流を少し歩く。 たしかにキレイだが、光量が足らず、良い写真は撮れなかった。 十和田湖の乙女の像を見て、がっかりする。 確か、この像は、「日本三大がっかり」に入っていたんじゃないだろうか。 南下して八幡平へ向かう。

 八幡平は山々が連なりとても良い風景だった。 頂上への登山道があったが、昨日の岩木山で疲れていたため、登らずに南下する。 下りの道も車の後について、のんびりと走る。

 昨夜、洗濯をしたのだが、その時、ズボンが一着足らないことに気がついた。 どうやら「ひがしねベアフットYH」に忘れてきたらしい。 電話を入れると、着払いで送ってくれるそうな。 親切なペアレント(ご主人)で良かった。

 せっかく東北に来たんだから、観光らしいこともしようということで、石川啄木記念館に行く。 自筆で書かれた原稿が展示されていた。 私が言うのもなんだけど、中学生の字みたい。 でも、書いている内容は味がある。 住んでいた家とか、教えていた小学校が復元されていた。

 昼食は、盛岡の盛楼閣という店で平壌冷麺を食べる。 観光ガイドに載っていたからなのだが、有名な盛岡冷麺とはちょっと違うようだ。 でも、冷たくて美味しい。

平壌冷麺

 昼食後、花巻の宮沢賢治記念館に行く。 啄木が中学生の字なら、賢治は小学生の字だね。 文豪って、あまり字は上手くないのかしらん。 夏休みなので子供がいっぱい。

 秋田で古四王神社に行けなかったので、宮澤賢治記念館の近くの胡四王神社に行く。 参拝客はだれもいない。 触ると愛が生まれるという木があり、特に相手はいないがとりあえず触っておく。

 遠野に着いたのは午後4時ごろだったので、カッパが出たというお寺と、伝承園を観光する。 この遠野という町は、観光するところがいっぱいあるみたいで、「とおのYH」では、観光案内をしていた。 女性ライダーを含めライダーもいっぱい泊まっており、夜はにぎやかに過ごした。

8月12日(金)

コース:遠野〜平泉〜リアス〜コバルトライン〜石巻〜仙台 336.5km

八幡平アスピーテライン
 予定通り遠野を6時半。 平泉の中尊寺に向かう。 国道4号に出るまでは、車が少なく走りやすい。 8時過ぎに中尊寺に着く。 りっぱな社殿がいくつもあってスケールが大きい。 金色堂の入館料800円はちと痛かったが、「プロジェクトX」で特集されていたことを思い出し、感慨にふける。 義経と関係があるらしいが歴史オンチの私にはさっぱりである。

 駐車場付近の食堂は、「わんこそば」ののぼりが目立つ。 話のネタに食べておきたがったが、昼食にはまだ早いのと、「わんこそば」と言いつつ、てんぷら等の膳といっしょになっているのとで、食べなかった。

 岩手を離れ、牡鹿半島を目指す。 少し遠回りして、リアスブルーラインというのを通ってみたが、くねくねと森の中を走るだけで、海はほとんど見えない。 コバルトラインに入ると、車はほとんど走っておらず、路面も少し荒れている。 金華山の見える終端の駐車場では、だだっぴろい駐車場に私のバイクが一台のみで、閉店した土産物屋がさびしくたたずんでいた。 人気がなかったんだね。

 金華山行きのフェリーが出ている漁港のレストランで昼食をとる。 うにいくら丼は2500円と高かったが、いままで食べたことのないようなうにの鮮度で嬉しい。 くじらの刺身とかもあったが、食べ損ねた。

うにいくら丼

 帰りは海岸線沿いの県道を通る。 半島を出ると、ものすごく道が渋滞している。 しかもトンネルの中である。 ようやく渋滞が終わった交差点で、ふと、「石ノ森漫画館」という案内標識をみつけた。 「え?これってば、あの石ノ森?」と思いつつ、標識どおりに行くと、果たして、石ノ森章太郎の漫画館であった。 中に入ると、受付のお姉さんはサイボーグ009のコスプレをしている。

 最初に、「竜神池」という15分ほどのアニメを見る。館内を歩くと、「002といっしょに空を飛ぼう」とか、「サイクロン号に乗ろう」とか子供向けの筐体もあり、行列ができている。 私は展示されている仮面ライダーのマスクとか原画とかを見て歩く。 仮面ライダーの世代ももう40才だから、大人も子供も楽しめる良いテーマパークだ。
石ノ森漫画館

 石ノ森漫画館を出る時、エンジンがかからなくて焦った。 2、3分悩んで、キルスイッチに気付き、始動できた。 子供も多いし、誰かのいたずらだろう。 時間がオシてきたので、石巻から仙台までは、高速道路を使った。

 今夜の宿の「道中庵YH」は、旅館のようなつくりで、とても雰囲気の良いユースだった。 一人であちこちのユースホステルを歩いている人と同部屋になり、うんちくを聞く。 このユースは、残念ながら日本酒が置いてなかったが、ビールで乾杯し、夕食をとる。 翌日の天気予報が、あまり思わしくない。

8月13日(土)

コース:仙台〜福島西〜吾妻磐梯スカイライン〜猪苗代湖〜喜多方〜新潟 317.9km

 予報では雨だったが、天気はくもり。 ブーツを脱ぐのが面倒くさいので、カッパのズボンを着てバイクにまたがる。 天気が悪かったら、猪苗代湖に直接行こうと思っていたが、天気が持ちそうなので、予定通り、吾妻磐梯スカイラインに向かう。

 この辺の下道は面白くないらしいので、仙台から福島西まで高速道路。 福島西から吾妻磐梯スカイラインへと入るが、やっぱり雲で何も見えない。 通行料がもったいなかったが、途中で寄ったドライブインの店員の愛想が良かったのでまあ良いか。 とりあえず、予定していたコースは全部走った。

 猪苗代湖の湖畔には、野口英世資料館がある。 実家が復元されており、幼少のころ火傷をした時のいろりとか見ることができる。

 この資料館は写真OKだったのだけど、写真はとらなかった。 土産物屋で、会社と親戚のお土産を買い、宅配便で送ってもらう。 送料が1500円を越えていた。 やっぱり距離があるね。

 昼は、喜多方に寄り、ラーメンを食べる。 適当な店に寄ったのだが、ラーメン520円、追加のコーヒーが100円と、とてもリーズナブル。 ラーメンも美味しかった。 しょうゆ味のスープは、思い出してみると、秋田で食べたラーメンと同じようなスープ。 東北でラーメンと言ったら、喜多方ラーメンがベースになるんでしょうね。

 ツーリングマップルにお勧めの道として書かれていたので、国道459号に入る。 しかしこれが大失敗。 細い道でガードレールが無く、見通しも悪い。 一回、カーブで対向車にクラクションを鳴らされた。 私は全くミラーに気づかなかった。

 国道49号に戻って新潟へ向かうと、「日本一の巨木」という案内が目に入った。 寄ってみると、「将軍杉」という巨木が祀られていた。 ありがたいので手を合わせる。

うにいくら丼

 新潟に着き、来るときに泊まった新潟厚生年金会館に泊まる。 久しぶりの個室でほっとする。 この日もにわか雨に降られたりしたので、すぐに風呂に入る。 風呂から出て着替えると、今日は外へ。

 万代橋と呼ばれるショッピング街には、新潟の町が一望できるゴンドラのような施設があった。 登るとけっこう景色が良い。 かすんで弥彦山は見えなかったがビッグスワンと呼ばれる競技場が見える。

 食事は居酒屋へ。 奮発して、久保田の万寿を呑む。 確かに美味しいが、次に呑んだ王紋の吟醸もなかなか美味しい。 銘柄は忘れたが、その次に呑んだ酒も美味しかった。 アテは、イカの刺身、のどぐろの焼いたの、佐渡イゴと食べて、最後はハタハタのアラ汁でシメた。 7000円ぐらいかかったけど、東北旅行の打ち上げだった。

8月14日(日)

新潟〜(北陸自動車道)〜米原〜(名神高速)〜八日市〜近江八幡 554.9km

 神社さんに寄ったからか、蛇の夢を見た。 姉の声も聞こえたが、意味は不明。 蛇の夢って見ることあるんだね。

 朝6時半にホテルを出ると、入り口に、ピカピカのハーレーが3台停まっていて、そのうちの一台のオーナーがバイクを磨いていた。 軽く挨拶をして出発する。

 新潟から高速道路。 一時間に1回ぐらいの割合で、淡々と走り つづける。 大阪の天気は雨らしい。 西に走るにつれて雲が重くなっていくが、滋賀県までは天気が持った。

 午後2時に八日市に着く。 高速道路を降りるときに、「太郎坊宮4km」の標識があったので、時間つぶしに寄ることにした。 この神社も長い階段を登ったが、苦労して上まで登ると、そこにも駐車場があった。 骨折り損である。 太郎坊宮は改築中だった。 近江八幡の町が見渡せる。

 午後4時頃、「近江八幡YH」に着いたが、このYHは、チェックインが午後4時半だった。 入り口でしばらく時間をつぶす。 大部屋に、10人ぐらいの客があつまる。 バイク乗りも多かったが、登山客、JR、チャリダー、皆、それぞれの旅をしている。 夕食は、近江牛。 厚いステーキで、1500円。 安いので、近江八幡YHに泊まるときは、ぜひ食べてください。 地酒を置いていたので、TVを見ながら軽く呑む。

8月15日(月)

近江八幡〜日本橋〜南港かもめ埠頭 124.6km

今日は、予備日で、特に予定を立てていなかった。 奈良の春日神社に寄ろうかと思っていた。

 朝、7時半に出発して、日牟礼八幡宮に寄る。 参拝して、ふと、バイクのタイヤを見ると、後輪に白いラインが入っている。

 タイヤがすり減って、布の部分が見えているのだ。 このタイヤ、スリップラインがどこにあるのか前から不思議に思っていたのだが、こういう仕組みになっていたのか。 予定を変更して、直接大阪に向かう。

 帰る途中なので、日本橋に寄る。 18年前、この電気街(特にパーツショップ)にあこがれて大阪に出てきたのだけど、漫画やフィギュアやアニメショップが並び、すっかりヲタクの街になっている。 日本橋に、「王将」ができていたので天津飯の昼食をとる。 王将は鹿児島にもあるが、安くてずっと美味しい。 マッキントッシュ定食という謎のメニューがある。

 かもめ埠頭に着いたのは、午後2時頃だった。 時間待ちをしていると、高校野球で、鹿児島の障南高校の試合をやっていた。 試合も勝ったし、良い時間つぶしになった。

 夜のフェリーのラウンジで日本酒(長龍)を呑んでいると、トライアンフに乗っているというお爺ちゃんのライダーと相席になった。 これから、南九州をまわるそうだ。 元気で良いことだ。

 2等寝台だったが、酒の力でぐっすりと寝ることができた。

8月16日(火)

志布志〜岩川〜日当山 59.4km

 いよいよ旅も終わりである。 船は定刻の8時40分に着いた。
 志布志でライダーが次々と降りる。 関西のナンバーが多い。 慣れた道を、ノンストップで日当山へと帰る。 タイヤもなんとか持ってくれた。

 帰り着いて、赤男爵隼人店に電話をいれる。 タイヤがボロボロになったと伝えたら、「やっぱり・・・」と言われてしまった。 次回から、長距離ツーリングに出かける前は、タイヤをチェックしておかなければいけないね。

 走ったのは、トータルで3264.5km。 豪快に走ることができた。 東北は、いいところだった。 時間と財布に余裕があったら、また行きたいね。


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