ぐるっと東北3000km
8月6日(土)
コース:日当山〜岩川〜志布志 65.7km
午前中に出発の準備をする。バイク屋で空気圧とクーラントをチェックしてもらう。
午後2時、バイクに荷物を積み出発。 志布志までは慣れた道で、午後3時半に志布志港に到着した。 出港まで時間があったので、近くのホームセンターで自転車用の番号式のワイヤーロックを買う。 盗まれないようにヘルメットを繋いでおくためだ。 SV400Sのメットホルダーは、後部シート下にあるので、荷物を積んだ状態では使えない。
船内にバイクを停め、ワイヤーロックでハンドルにヘルメットを繋ぐ。 タンクバックのみ持って、2等寝台へ行き、寝床を確保する。
フェリーのレストランで夕食。 1500円のバイキングだったが、少し割高。 隣のテーブルのおばあちゃんも「高いねぇ」と言っていた。 酒は、週一回にしているため、ビールは我慢する。 食後は、雑誌(ビッグコミック・オリジナル)を読んで時間をつぶし、9時過ぎに寝た。
8月7日(日)
コース:かもめ埠頭〜(阪神高速)〜豊中南IC〜(名神高速)〜米原〜(北陸自動車道)〜新潟 649.1km
朝8時ごろ出発。 かもめ大橋を越えて少し走ると阪神高速の入り口が見えたので、まず、大阪市内方面に向かう。 市内をぐるっと半周して、伊丹空港方面へ。
豊中南ICから名神高速へと入る。 吹田SAに着いたのが9時ごろ。 休憩をとっていると、単気筒のバイクがどんどん集まってきた。 SRが多い。 話を聞くと、ネットで連絡をとった連中で、マス・ツーリングをするそうだ。 がんばってくださいねと声をかけられて、吹田SAを出発する。
米原を越え、北陸自動車道に入ったあたりのSAで、三重ナンバーのおっちゃんと話をする。 若いライダー2人を連れて、石川県をツーリングするらしい。 「青森まで行くんです。残念ながら北海道までは行けません。」と話をしたら、「とぼけた奴だ」と誉めていただいた(^^;。 1時間に1回程度の休憩をいれながら、北陸自動車道をひたすら走る。
石川県を越えたあたりで、雨が降り始めた。 近くのSAに寄ると、大阪ナンバーのオフロードバイクの女性がブーツカバーを装着している。 私はブーツカバーを持っていなかったので羨ましい。 次回までにはブーツカバーを用意しておこう。
後部に付けたリュックをビニール袋で覆い、自分はカッパを着て走り出す。
30分ぐらい走ったところで、雨があがってきた。 今度は蒸し暑い。 近くのPAでカッパを脱ぐ。
三条燕ICで降りて、弥彦神社に寄る予定だったが、時間がオシてきたので直接新潟西ICに向かう。 高速を降りてから、8号線を逆方向に向かってしまったが、すぐに気がついて元に戻った。 駅前の新潟厚生年金会館は、わかり易く、とてもきれいなホテルだった。 到着は午後6時半。 シングルで素泊まり5780円。
ホテルのレストランで、ビールの一杯無料券が付いていたので、夕食はホテルのレストランでとることにした。 メニューに、美味しそうな日本酒が並んでいる。
せっかく日本酒の美味しい地方に来たのだから、今回の旅行中は節酒をやめることにする。 和食のセットメニューをあてに日本酒(八海山)を楽しむ。 新潟は酒が美味しい。
8月8日(月)
コース:新潟〜南陽〜蔵王エコーライン(お釜まで)〜天童〜東根 233.9km
朝、6時に起床、6時半に新潟を出発。 しばらく北上して、国道113号で山形を目指す。 途中の道の駅で、千葉ナンバーの車のおじちゃんと話をする。 奥さんが、大分の方だそうだ。 113号は、混むでもなし空いてるわけでもなしでだらだらと走る。
午前10時ごろ、もう少しで山形に着くという所で、蔵王エコーラインへの入り口があった。平日昼間ということもあるが、車が少なく、快調に峠を上る。 途中で、「お釜」の表示があったので、道なりに行ったらリフトがあった。 職員の方に、リフトの終わりからお釜までどのぐらいかかるかと聞いたら、4分ほどだというので登ることにする。 観光客もけっこう多い。 蔵王のお釜の火口湖は雄大だった。 鹿児島で言えば、大浪の池に近いかもしれない。 山頂の苅田嶺神社でお守りを買う。

8月9日(火)
コース:東根〜酒田〜鳥海ブルーライン〜秋田〜男鹿半島〜秋田 342.5km



8月10日(水)
コース:秋田〜八郎潟〜不老不死〜鰺ヶ沢〜岩木山〜弘前〜おいらせ 314.5km



8月11日(木)
コース:おいらせ〜十和田湖〜八幡平アスピーテライン〜岩手郡玉山村〜盛岡〜花巻〜遠野 266.9km

八幡平は山々が連なりとても良い風景だった。 頂上への登山道があったが、昨日の岩木山で疲れていたため、登らずに南下する。 下りの道も車の後について、のんびりと走る。
昨夜、洗濯をしたのだが、その時、ズボンが一着足らないことに気がついた。 どうやら「ひがしねベアフットYH」に忘れてきたらしい。 電話を入れると、着払いで送ってくれるそうな。 親切なペアレント(ご主人)で良かった。
せっかく東北に来たんだから、観光らしいこともしようということで、石川啄木記念館に行く。 自筆で書かれた原稿が展示されていた。 私が言うのもなんだけど、中学生の字みたい。 でも、書いている内容は味がある。 住んでいた家とか、教えていた小学校が復元されていた。
昼食は、盛岡の盛楼閣という店で平壌冷麺を食べる。 観光ガイドに載っていたからなのだが、有名な盛岡冷麺とはちょっと違うようだ。 でも、冷たくて美味しい。

8月12日(金)
コース:遠野〜平泉〜リアス〜コバルトライン〜石巻〜仙台 336.5km



8月13日(土)
コース:仙台〜福島西〜吾妻磐梯スカイライン〜猪苗代湖〜喜多方〜新潟 317.9km
予報では雨だったが、天気はくもり。 ブーツを脱ぐのが面倒くさいので、カッパのズボンを着てバイクにまたがる。 天気が悪かったら、猪苗代湖に直接行こうと思っていたが、天気が持ちそうなので、予定通り、吾妻磐梯スカイラインに向かう。
この辺の下道は面白くないらしいので、仙台から福島西まで高速道路。 福島西から吾妻磐梯スカイラインへと入るが、やっぱり雲で何も見えない。 通行料がもったいなかったが、途中で寄ったドライブインの店員の愛想が良かったのでまあ良いか。 とりあえず、予定していたコースは全部走った。
猪苗代湖の湖畔には、野口英世資料館がある。 実家が復元されており、幼少のころ火傷をした時のいろりとか見ることができる。
この資料館は写真OKだったのだけど、写真はとらなかった。 土産物屋で、会社と親戚のお土産を買い、宅配便で送ってもらう。 送料が1500円を越えていた。 やっぱり距離があるね。
昼は、喜多方に寄り、ラーメンを食べる。 適当な店に寄ったのだが、ラーメン520円、追加のコーヒーが100円と、とてもリーズナブル。 ラーメンも美味しかった。 しょうゆ味のスープは、思い出してみると、秋田で食べたラーメンと同じようなスープ。 東北でラーメンと言ったら、喜多方ラーメンがベースになるんでしょうね。
ツーリングマップルにお勧めの道として書かれていたので、国道459号に入る。 しかしこれが大失敗。 細い道でガードレールが無く、見通しも悪い。 一回、カーブで対向車にクラクションを鳴らされた。 私は全くミラーに気づかなかった。
国道49号に戻って新潟へ向かうと、「日本一の巨木」という案内が目に入った。 寄ってみると、「将軍杉」という巨木が祀られていた。 ありがたいので手を合わせる。

8月14日(日)
新潟〜(北陸自動車道)〜米原〜(名神高速)〜八日市〜近江八幡 554.9km
神社さんに寄ったからか、蛇の夢を見た。 姉の声も聞こえたが、意味は不明。 蛇の夢って見ることあるんだね。
朝6時半にホテルを出ると、入り口に、ピカピカのハーレーが3台停まっていて、そのうちの一台のオーナーがバイクを磨いていた。 軽く挨拶をして出発する。
新潟から高速道路。 一時間に1回ぐらいの割合で、淡々と走り つづける。 大阪の天気は雨らしい。 西に走るにつれて雲が重くなっていくが、滋賀県までは天気が持った。
午後2時に八日市に着く。 高速道路を降りるときに、「太郎坊宮4km」の標識があったので、時間つぶしに寄ることにした。 この神社も長い階段を登ったが、苦労して上まで登ると、そこにも駐車場があった。 骨折り損である。 太郎坊宮は改築中だった。
近江八幡の町が見渡せる。
午後4時頃、「近江八幡YH」に着いたが、このYHは、チェックインが午後4時半だった。 入り口でしばらく時間をつぶす。 大部屋に、10人ぐらいの客があつまる。 バイク乗りも多かったが、登山客、JR、チャリダー、皆、それぞれの旅をしている。
夕食は、近江牛。 厚いステーキで、1500円。 安いので、近江八幡YHに泊まるときは、ぜひ食べてください。 地酒を置いていたので、TVを見ながら軽く呑む。
8月15日(月)
近江八幡〜日本橋〜南港かもめ埠頭 124.6km
今日は、予備日で、特に予定を立てていなかった。 奈良の春日神社に寄ろうかと思っていた。
朝、7時半に出発して、日牟礼八幡宮に寄る。 参拝して、ふと、バイクのタイヤを見ると、後輪に白いラインが入っている。
タイヤがすり減って、布の部分が見えているのだ。 このタイヤ、スリップラインがどこにあるのか前から不思議に思っていたのだが、こういう仕組みになっていたのか。 予定を変更して、直接大阪に向かう。
帰る途中なので、日本橋に寄る。 18年前、この電気街(特にパーツショップ)にあこがれて大阪に出てきたのだけど、漫画やフィギュアやアニメショップが並び、すっかりヲタクの街になっている。 日本橋に、「王将」ができていたので天津飯の昼食をとる。 王将は鹿児島にもあるが、安くてずっと美味しい。 マッキントッシュ定食という謎のメニューがある。
かもめ埠頭に着いたのは、午後2時頃だった。 時間待ちをしていると、高校野球で、鹿児島の障南高校の試合をやっていた。 試合も勝ったし、良い時間つぶしになった。
夜のフェリーのラウンジで日本酒(長龍)を呑んでいると、トライアンフに乗っているというお爺ちゃんのライダーと相席になった。 これから、南九州をまわるそうだ。 元気で良いことだ。
2等寝台だったが、酒の力でぐっすりと寝ることができた。
8月16日(火)
志布志〜岩川〜日当山 59.4km
いよいよ旅も終わりである。 船は定刻の8時40分に着いた。
志布志でライダーが次々と降りる。 関西のナンバーが多い。 慣れた道を、ノンストップで日当山へと帰る。 タイヤもなんとか持ってくれた。
帰り着いて、赤男爵隼人店に電話をいれる。 タイヤがボロボロになったと伝えたら、「やっぱり・・・」と言われてしまった。 次回から、長距離ツーリングに出かける前は、タイヤをチェックしておかなければいけないね。
走ったのは、トータルで3264.5km。 豪快に走ることができた。 東北は、いいところだった。 時間と財布に余裕があったら、また行きたいね。