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霧島の火山
ジオサイトNO.10 甑岳
(標高1,301m)


甑岳 甑岳山頂
池めぐりコースの六観音御池周辺から山容を観察できます。
甑岳はえびの高原の北東部に位置し、2万年くらい前にできた成層火山であり、その北方山麓に多量の溶岩を流出しました。
かんらん石を含む両輝石安山岩からなります。
最高点は火口壁の北端にあります。
南の火口壁からは眼下に樹海が広がっています。
頂を水平に切り落としたような形が「甑/蒸し器」に似ていることが名の由来と言われています。
頂上部は火口が土砂で埋められた直径約400mの円形平地であり、中心付近には泥炭が堆積しています。
湿原を抱く山頂にはモウセンゴケなどの湿地植物が自生しています。
東側山腹の標高1,000-1,250m付近にモミやツガの針葉樹林があり、温暖な九州では珍しい植生であることから昭和44年、約30haが国の天然記念物に指定されており、霧島屋久国立公園の特別保護地区ともなっています。1,250m以上はアカマツやミズナラの林となっており、ミヤマキリシマも見られる。