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2011年の新燃岳の本格的な噴火から今日で7年

2018.01.26


大浪池から見た新燃岳(2017年11月4日撮影)

2011年1月26日からはじまった約300年ぶりとなる新燃岳の本格的な噴火。あれから今日で早くも7年が経過しました。そのときの噴火は1/19の小規模な噴火に始まり、1/26から27にかけて計3回のサブプリニー式噴火(大量の軽石を数時間以上にわたって噴出し続けるタイプの噴火)に至りました。その後、火口内に溶岩が出現するとともに、ブルカノ式噴火(ガスが抜けたマグマのかけらを噴き飛ばす、数分程度で終了するような単発の爆発)が2月以降に頻発し、9/7の噴火を最後におさまったかのように見えました。しかし、昨年10月に6年ぶりに噴火し、新燃岳が依然として活発な状態であることがはっきりしました。また、えびの高原の硫黄山周辺でも2013年頃から火山活動が活発化し、噴火には至っていないものの規制範囲の拡大と縮小が現在まで何度も繰り返されています。

このように、私たちは霧島山が活発な時期に生きており、否が応でも火山とどう向き合っていくかを考えなければいけない状況におかれています。ここで、地球とどううまく付き合って持続的に生きていくかを考えて実践する「ジオパーク」という概念がとても重要になってきます。また、ジオパークのトピックスの中には「Geohazard Risk Reduction(地質災害リスクの軽減)」も含まれています。しかしながら、霧島においてそのような議論や取り組みはまだまだ十分とは言えません(自戒を込めて)。さらに、2014年の御岳山や、先日の草津白根の噴火のように、前触れが(ほとんど)ない噴火があるという事実をどう考えるかなど、課題は山積みです。話はまとまりませんが、こういう節目の日は火山についてじっくり考える日にしていきたいですね。

参考
Geohazard Risk Reduction / UNESCO【英語サイト】


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