「絆を深める2学期に」

                                                                        校  長 小牟禮 勉

 

  保護者、地域の皆様。前任の有薗校長から伝統ある国分中学校を引き継ぎました小牟禮と申します。有薗校長の経営方針を引き継ぎ、職員、生徒、保護者、地域と一体となった信頼される国分中学校を目指して参りますので、何卒、よろしくお願いします。 さて、始業式当日、生徒に次の三つのことを話しました。

 1 「絆を深める二学期にしてほしい。」

   コロナ禍の下ではありますが、体育大会、合唱祭、文化祭、新人総体、駅伝大会、定期演奏会等 多くの校内・校外行事が予定されています。これらは、国分中学校の学級、学年や部活動生同士の絆を深める、絶好の機会となります。ですが、それらの  活動の中で、意見の違いが起きたり、途中で友達とぶつかり合うことがあるかもしれません。そのときは、なぜ、そのようなことになったかをそれぞれが「考え、そして、相手の行動や気 持ちに気づき」新たな行動に移して欲しい。

 2 「いじめ、差別について考えてほしい。」

   私たち国中の全職員が、全生徒559人が、安心して学習したり、生活したりできる学校にしたいと考えています。ですから、心配ごとや悩みごとがある。いじめられている生徒を見た。自分がいじめられているなど、何かあったら担任や学年部の先生、  教頭先生、保健室、給食室、事務室、図書 室の職員の誰かに相談して欲しい。そして、どのような言動が人を苦しめ、差別にあたるのか気づき、考えて欲しい。本校のいじめ問題を考える週間は、「9月7日~9月11日」です。


 「自分を高めてほしい。」

   国中の生徒は、落ち着いた学校生活を送り、保護者や地域も大変協力的であると聞いています。 そのような素晴らし環境の中で、自分を高める努力をして欲しい。その一つは、学習です。全ての生徒が家庭学習90分以上を確保できている訳ではあり  ません。私たちは、国中の生徒 に、学習の習慣と確かな学力を身に付け、市内でいや県内で誇れる生徒になって欲しいと考えています。
   もう一つは、体力・気力、表現力です。効率的な練習、適切な休養を取り、やるならやるで、真剣にやる。そして、どうせやるなら頂点を目指す。最高のプレーを目指す。または、自分にできる最高の演奏や満足のいく作品を作りだすために、練習に取  り組んで欲しい。

   本校の学校教育目標「気づき、考え、行動する国分中生を育てる。」ために、職員が一枚岩となり、生徒との「絆を深める2学期」にして参りますので、皆様方の御理解・御協力をお願いいたします