RF-4EファントムU(第501飛行隊)
F−4Eをベースに戦術偵察機に改造されたRF−4E。
機首のバルカン砲の代わりに装着されたKA−91B高々度パノラマカメラが特徴で、
実際のミッションでは低高度進入して目標直前でポップアップ(いわゆる急上昇)して写真を撮影、
再び低高度で空域を離脱というパターンであるその性格上丸腰になっている。
自衛隊ではその目の良さから災害時の空撮にもよくかり出されて、
長崎県の普賢岳の土石流災害や、鹿児島市の水害、阪神大震災など
多くの災害ミッションもこなしている。
(撮影:城戸克哉)