Diary(想い出の記録)    Vol.15
  <2012・7・21〜 
2012・7月21日
 * 静かに温かい、ひとかけらの物語 『加藤久仁生展』(長島美術館)
 いよいよ加藤久仁生展が始まった。
 
米国アカデミー賞・短編アニメーション部門の受賞作「つみきの
いえ」は約1年間かけて制作され、淡い色彩で表現された静けさの
中に「家族」や「思い出」というモチーフが独特の温かみをもって
 人込みの中でも、上野(旧姓桑畑)先生ご夫妻とお会
いできた。
 アニメーション映画「つみきのいえ」を時間の余裕を
もってゆっくり見て、新しく制作したアニメも見ること
ができた。
 トークショーが終わって大混雑だったが、ようやくひ
まわり幼稚園の皆さんと写真を取ることができた。(左
から東先生、大久保先生、中央・加藤監督、右端・上村
先生)
 後日(9月13日)、もう一度大原さんご一家と展覧会
に行き、会食して記念に展覧会案内の看板の写真を撮っ
て帰った。
* NHK鹿児島放送局 放送部アナウンスの岩元様、来訪・取材。
  テレビで夕方と晩のローカルニュースを見たり聞いたりしていたので、実際にお会い
 できるとは思わなかった。
  今問題となっている新型の出生前診断に寄せる思いなど、私のこれまでをゆっくりで
 はあったが話すことができた。
9月25日
つづく
 夜の懇親会場は私たち家族が泊まっている奈良パークホテル内のレストラン。
 とてもおいしく味わい、ダウン症のお子さんを持つ親御さんたちと楽しくお話ができた。
 後日、平井様より講演会後に寄せられたアンケートが届く。
 どのアンケートもお心のこもった感想が多く寄せられ、今回の講演会をきっかけに私自身も新
型の出生前診断の問題も含め、これからの講演活動に生かしていきたいと思っている。
 その中から私の心に強く残った感想文の一部を紹介する。

* 選別、差別、競争教育の中で失われていた人間の暖かさ、やさしさ、生きる力を教わった気
 がします。ありがとうございました。

* 14年前に会った綾さんはご両親に支えられて・・・・という雰囲気でしたが、今日の講演で
 は立派に自立されたすてきな女性になられた時間の流れを感じます。これからも生き生きと綾
 さんらしく「ダウン症本人」の思いを語り続けて下さい。応援しています。やさしい時間をあ
 りがとうございました。

* 今、3人目の子を妊娠しているかもしれず、少し出生前診断のことが頭によぎっていました。
 でも今日この時間を過ごせて、「同じ命」という言葉の重みを感じ、検査は考えないことにし
 ました。来てよかったです。

 激しい雨の中をたくさんの方々がおいで下さったことに感謝!!また、この講演会を企画して
下さったJDS奈良北支部の平井様をはじめ、実行委員の皆様に感謝!!
 スピーチの最後にはMAGIC CANDY DROP(魔法のドロップ)と「千の風になって」の英語詩の朗読
に合わせて林様がヘルマンハープを弾いて下さった。(写真右上)
 朗読を終えて舞台を去る前に、とても美しい音色でヘルマンハープを演奏して下さった林様を
私が手を差し伸べながら紹介しようとしたら・・・・・・あれ?!感極まれたのか、いつの間に
か舞台の袖におられた。
 平井様は元NHKアナウンサー(現・昭和プロダクション所属)であり、
私の詩をとても美しいお声で朗読して下さった。大感激(^^)
 
 JDS奈良北支部「バンビーナ」主催:岩元綾公開講演会=みんな同じ人間・同じ命=
(奈良市西部会館3階・市民ホール『学園前ホール』)
11月11日
* 午前9時45分、奈良へ出発。
  鹿児島空港から大阪・関西(伊丹)国際空港を経由して、11時15分に奈良に到着。
  JDS奈良北支部の代表・平井様の弟様が関西(伊丹)国際空港にお迎え下さっていた。
 弟様とは家族三人とも初めてお会いしたが、とても気さくな方でお顔がお姉様の平井様に
 そっくりだった。
  平井様のお宅に案内して下さり、平井さんご夫妻、息子さんの龍之介くんとお会いする
 ことができた。
  奈良市内のレストランで皆様と一緒に昼食。弟様のお車で想い出の薬師寺と平城京へ行
 く。
  講演旅行初日、奈良パークホテルに入る。ヘルマンハープの林様とリハーサル。

11月10日
 長年の父の願いだった奈良旅行が実現!!
 今回の我が家の奈良旅行の目的はJDS奈良北支部の公開講演会と、母方の叔父・叔母が眠ってい
る大阪・枚方の飯坂霊園での墓参りも兼ねての旅だった。
 この講演旅行の中で出会った方々、またこれまで回った寺院など、写真を交えながら紹介して
行きたいと思う。
秋の大和路を巡ってー奈良講演&奈良・京都の旅ー
* 「週刊文春」編集部の寺島様、医療ジャーナリストで写真家の伊藤様、東京から来訪
 ・取材。
  伊藤様はフジテレビの報道番組「とくダネ」で医療問題をずっと取材されていた方で、
 今回の新型の出生前診断について私と同じ反対の立場であることにとても嬉しく感じた。
  インタビューは十分ではなかったのだが、最後に自分の思うことを言えたことはよか
 った。
  伊藤様はとても感じのよい方だった。二人のお子さんを持たれていることで、スマホ
 で二人のお子さんの写真を私に見せて下さる姿が印象的だった。

  
http://www.jdss.or.jp/
* 詩集『ことばが生まれるとき』より「いのちの重さ」がJDSのHPに掲載。
10月4日
* 南日本新聞のくらし面・「いらない命ない」に掲載。
  とてもよくまとめて下さってすばらしい記事だった。吉松様に感謝!
  
新聞記事はこちら
  記事を見られた多くの方々から「記事を読んで心にしみた」、「写真もよかった」な
 ど、お電話やメールを頂いた。
* 上記の同誌に掲載。
  奥村様が締切日ぎりぎりまで書き上げて下さっただけあってとてもよくまとめて下さ
 ったことに感謝!
* 南日本新聞社・編集局社会部の吉松様、来訪・取材。
  初めてお会いした吉松様はきれいで、気さくな方だった。
  新型の出生前診断関連の取材。
9月11日
* 鹿児島作文の会講演会(鹿児島市内・鴨池公民館)
  講師は茂山忠茂先生。とても重厚な講演だった。それでいて、話される言葉の一つ一
 つにインパクトがあってすべてが勉強になった。
  今思えば、未来を担う子どもたちの無限の可能性を摘み取ろうとしている大人たちに
 聞かせたい講演会でもあった。
* 数教協(数学教育協議会)・第60回全国研究大会:全体会&記念講演2012(霧島市:
 霧島市民会館)
  来賓として前田終止霧島市長が挨拶をされたが、今年もまたあの名調子ではっぴを着
 ながら情熱たっぷりに話され、会場は大いに笑いの渦が湧いた。
  市民に送る夕べ(記念講演・対談)の講師は10年前の2008年のノーベル物理学賞を受
 賞された益川俊英先生。対談形式の講演だったが、益川先生の時折ユーモアを交えなが
 らのお話に興味深く聞き入った。
8月6日
 9月17日、展覧会終了。
 
 館内の第2会場の玄関口で加藤監督、奥様とお会いする。そこへご両
親も来られていろいろとお話をすることができた。
 ちょうど大久保先生と上村先生が会場に飾る花かごを持って来て下
さり、入口に飾って下さった。ピンクの胡蝶蘭(こちょうらん)の花
かごには「ひまわり幼稚園 岩元綾」(写真右)と書いて下さってい
て、少し恥ずかしかった。
 レストランでひまわり幼稚園時代の東先生ご夫妻や大久保先生、上
村先生とお茶したりしながら歓談。
 そのあと、展覧会&ギャラリートークの行われる別館地下展示室へ。
展覧会のテーマにふさわしく、とてもすばらしい展覧会&ギャラリー
トークだった。
 加藤監督のお話はユーモアもあって、楽しいものだった。なかにはメモを取ったりする人も
おられた。
 この日は土曜日ということもあり、とてもすごい人出だった。私もそれをかき分けて大久保
先生と一緒にやっと加藤監督に花束を渡すことができた。

9月8日
10月17日
* 『ことばが生まれるとき』の出版にあたって、かもがわ出版編集部の鶴岡様との感謝
 の御礼も兼ねて家族三人で宮崎へ。
  南九州大学の2階フロア―で待ち合わせをした。
  この日は九州保育連合研究会(合研)が大学内で行われており、暑い中をかもがわ出
 版さんも保育関連の本売りで走り回っておられた。
  鶴岡様と都城のレストランで昼食・歓談。
9月6日
* 共同通信社・鹿児島支局の越賀様より掲載誌が送られてくる。
  私の詩集『ことばが生まれるとき』が毎日・日経・南海日日・秋田新聞・琉球新報、
 西日本新聞など、その他の新聞に掲載されているのが分かった。
8月20日
描かれている。
 講演会開始前には子どもたちによるとてもかわいい司会。
 舞台の上の子どもたちが感性豊かな笑顔でありったけの声
を出しながら司会をしていた。とてもよかった。
 子どもたちのキラキラした笑顔に出会えたことが何よりも
嬉しかった。
 子どもたちの無限の可能性を私たち大人がいつまでも絶や
すことなく持ち続けることが大切だと実感した。
 壁が崩れることは難しいけれど、ダウン症だけでなく障害
や出生前診断に対して理解ある社会になれたらと感じた。
 
 控え室でヘルマンハープの林様と最終リハーサ
ル。林様はその時すでに涙をハンカチで拭いてお
られた。
 オープニングはJDS奈良北支部の支部長・平井
様による詩集『ことばが生まれるとき』より「21
番目のやさしさに」と「いのちの重さ」の詩の朗
読で始まった。

 
  
* 今回の新型の出生前診断がNHKの情報番組「あさイチ」に取り上げられると聞き、この
 検査に対して反対の立場からダウン症者本人としての思いを思い切ってファックスを送
 ってみた。
  初めての体験ではあったが、私のファックスが採用されてとても嬉しかった。と同時
 にこれからの活動に生かしていきたいと思っている。
9月19日
9月16日
* 女性週刊誌・女性セブンの奥村様、大阪から来訪・取材。
  今回の取材は新型の出生前診断が二つの大学病院で行われようとしているということ
 で、この検査に対して反対の立場からの私の思いを聞くものだった。
  このような検査が入ってきたことについてはテレビのニュースで聞いていたので、13
 年間訴え続けてきたのと重ね合わせながら答えていった。今までずっと伝えきれなかっ
 た思いがどのように掲載されるのか、複雑な気持ちではありながらも命の大切さを訴え
 続けることは意義のあることだと思った。
 

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