Diary(想い出の記録)      Vol.19
 <2015・1月~3
月>
頌 春
 12年前の2007年にJDS御殿場(静岡)大会で高嶋ちさ子様のストラディバリウスとのコラボレーショ
ンで英語詩「千の風になって」を朗読して以来、そのままになってしまい、コンサートに行ける機会が
なかなかとれなかったのだ。
 当日のコンサート会場がすごい人出で、大混雑していた。私の友人の記者で南日本新聞社編集部の渦
尾(旧姓:川口)様から事業部の清水様を紹介され、やっとちさ子さんの楽屋へ行くことができた。
 清水様の誘導で舞台裏のちさ子さんの楽屋へ。(写真右)
 12年ぶりに再会したちさ子様がまたひときわきれいになっていた。
 開演前の短い時間ではあったが、私と同じダウン症者でお姉様・道子様が今もお元気であるとのこと
をちさ子さん本人から聞くことができて懐かしく、嬉しく思った。
 とてもすばらしい素敵なコンサートで、最高のひとときを過ごすことができた。ちさ子さんの毒舌ぶ
りは今もなお健在で、楽しかった。男組の面々もたじたじになりながらもついて行き、楽しそうに演奏
していたのが印象的だった。
 ちさ子さんのストラディバリウスのきれいな音色ももちろんのこと、男組のメンバーのチェリストの
方の重厚で深い音色も私の心に響き渡るようだった。
 またこのような機会を作ってコンサートに行きたいなあと思っている。今回、高嶋さんに会う機会を
作って下さった皆様に感謝! 
* 高嶋ちさ子&男組コンサート2015(宝山ホール)
 つつがなく新年をお迎えのこととお察しいたします。
 昨年、昭雄は父親と祖母の墓参のため訪朝を果たし、甦子は自身と家族の健康
に配慮しつつの1年、綾は近著が重版となりちょっぴりにんまりでした。
 戦後70年。大きな岐路を迎えています。微力だが無力ではない思いを束ね合い、
平和への道を確かなものにしたい年です。
 今年もどうぞよろしくお願い致します。

          2015年   元旦

    岩元 昭雄 ・ 甦子 ・ 綾  (我が家の年賀状より)
 「4月から3年生になる悠(はるか)が鼻水を垂らしながら、コンコン咳をしなが
らそれでも学校を休むことなく元気に過ごしています。悠がこんなに健やかに成長
してくれたのも、本当に綾さんとご両親のおかげだと感謝しています。

 
  2年間にわたった大平さんとの往復書簡が最終回を迎えた。最後の号に大平さんは次のように寄稿
  されている。
3月27日
 7日の講演会を控えた前日に新幹線での長旅の疲れが出たのか分からないが、ウィルス性胃腸炎み
たいな症状を起こし、体調を崩してしまった。
 一時はスピーチできないかもしれない・・・・という思いが頭をよぎった。でも、このような記
念すべき講演会に穴をあけることはできない、私のスピーチを楽しみに聞きに来て下さる方々のた
めにも頑張って会場に行くことにした。
 講演会場には私より先に父に行ってもらい、少しずつ体調が戻りつつあった時点で少し遅れて会
場に向かった。
 あまり体調が万全ではなかったが、その中でも持ち前の気力で大役を果たすことができた。
 会場に足を運んで下さった多くの皆様も感動しながら聞いて下さって、とても嬉しかった。なか
には私のスピーチにうなずきながらすすり泣かれる方もおられた。
 それにしても、出演された皆さんがそれぞれに個性豊かで上手だった。
 何よりも私の体調を心配していた母が客席で私の持っている力を信じながら聞いてくれたことに
感謝している。また一味違った達成感を味わうことができ、頑張った自分を褒めたい気持ちだった。

 今回の講演会を企画して下さったJDS広島支部「えんぜるふぃっしゅ」の代表・日野様とスタッフの皆様
と楽しい昼食をとる。
 後日には、日野様より広島東洋カープ(残念ながら、実は横浜Denaベイスターズを1チームにしぼってフ
ァンになってしまったのだ。ごめんなさい。)のもみじまんじゅうとダウン症の弟さんを持つ大瀬良大地
選手のサイン入りクリアファイルが届く。

 
3月6日
* 2015・3・7「世界ダウン症の日」記念イベントースピーチ大会作品展ーに寄せる下記のメッセー
 ジを日野様に送る。
  JDS広報部担当の上原様にも同メッセージを送る。

  
2月15日
* 3月7日に開かれるJDS広島支部「えんぜるふぃっしゅ」主催:3・21「世界ダウン症の日」記念イベ
 ント~スピーチ大会作品展~」のチラシの原稿を送る。
* 2月8日に鹿児島市内の宝山ホール(鹿児島市民文化センター)で開かれる高嶋ちさ子&男組コンサー
 トの件で高嶋音楽事務所のちさ子様のお父様にメールを送ったら、「あなたのことはよく覚えています
 よ。開場は開演30分前だと思いますが、それより少し前ぐらいに楽屋をお訪ね下さい。」というご返事
 を頂き、とても嬉しく思った。

* やっと新年最初の私のHPーVol19ーをjpindexに掲載することができた。
  ぐるぐるHP外で空中を回っていたのかどちらなのか自分でも分からないままでいたが、問題が丸く
 収まってよかった。ホームページの作り方の難しさを痛感した。
高嶋ちさ子様とツーショット
* 福井のダウン症児親の会「すくすく会」の山下様よりリーフレット掲載の写真依頼で、写真候補1を
 送る。
1月31日
* 「21番目のやさしさにーダウン症のわたしからー」、6刷!
 JDS広島支部「えんぜるふぃっしゅ」主催:「世界ダウン症の日」記念イベントースピーチ大
会&作品展ー(広島市区民文化センター)
2月28日
1月14日
 2014年、私たち家族は『走り来れよ、吾娘(あこ)よ』の出版から15周年を記念して『ことば
が生まれるとき』の出版を祝う会を多くの方々が開いて下さいました。このような会を企画して
下さり、支えて下さった皆様に心から感謝しています。
 私は『生まれてこないほうがいい命なんてないー出生前診断によせてー』:(写真右)を出版
致しました。2012年に導入された新型の出生前診断についてダウン症者本人としての思いを書い
たこの本は自分と向き合う大切な時間となり、私に書くことの難しさを教えてくれました。
 まだまだ伝えきれていないことがたくさんあると思いますが、命の大切さだけでなく生きるこ
とのすばらしさを2015年の今年も訴え続けながら今後の活動に活
かしていきたいと思っています。

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* 2015・3・21「世界ダウン症の日」
3月21日
* JDS広島支部えんぜるふぃっしゅの日野様に3・7広島講演のパンフレットの最終確認を送る。
* 「ひかりのなかで」往復書簡(3月号)ー書簡に万感の想いを込めて(仮)ーを送る。
  2年間にわたった書簡もこの3月で最終号を迎え、大平様からたくさんのことを学ぶことができた。
 それだけでなく悠ちゃんの成長ぶりも垣間見ることができたのもその一つで、大平様とこのような形
 で書くことができたことは私にとって忘れられない体験となった。
  「大乗」のライター・大栗様に大感謝!
1月24日
 香川・中野雅俊先生より今年の干
支・未の壁掛けが届く。
 振り返れば、綾さんとの「出会い」は病院のベッドの上でした。悠が生まれてダウン症だと分かった時、
生まれてきてくれただけで嬉しかったけれど、やはり不安でいっぱいだった私は夫にダウン症に関する本
を買ってきてくれるように頼みました。
 帝王切開で出血がものすごくあり体調も悪い中、看護師さんに見つかったら叱られるので布団をかぶっ
て懐中電灯の光で本を読みあさりました。20冊ほどの本の中にご両親が書かれた『走り来れよ、吾娘(あ
こ)よ-夢紡ぐダウン症児は女子大生-』があったのです。
 一気に読んで救われました。他の本は医学用語、専門用語が難しいうえに、気持ちが暗くなる内容ばか
り。母親が希望を持てる本などない中で、ご両親のご著書は一筋の希望の光となりました。何度も読み返
し、私も愛情をたっぷりと注いで大切に娘を育てていこうと素直に思うことができたのです。」
* 公益社団法人発達協会・赤羽指導室の小倉様より『発達障害白書』(発達障害に関する除法をま
 とめた年報のようなもの)の原稿依頼。
3月25日
* 香川・中野雅俊先生より今年の干支・未のかわいい壁掛けが届く。
3月16日
 講演会後の余韻が残る広島市内から「放浪記」の作家・林芙美子(山口県下関市、福岡県門司市生まれ)
が愛した文学の街:尾道へ。
 林芙美子記念館に行くついでに、芙美子が女学生の頃に通った尾道市立高等女学校(現・広島県立尾道
東高等学校)へ。
 記念館となっている小さな下宿先の部屋に驚いた。47年の短い生涯を閉じた芙美子にとって尾道が最愛
の街だったのだと思う。それが芙美子の愛した理由なのかもしれないと感じた旅だった。
 二日目は夜景がきれいな尾道市内にある千光寺山荘に1泊。
 苦しい体験もあったが、山荘内の温泉に入って精神的・体力的にだいぶよくなってよかった。これから
の活動の教訓にしながら、まずは体調を整えていきたいと思っている。
3月7日
* 午前10時51分、JR九州・特急きりしまで鹿児島中央駅へ。
  鹿児島中央駅から列車を乗り継いで山陽新幹線で広島へ。
  11年前の2008年に岡山での講演旅行のついでに家族三人で広島に行き、宮島の厳島神社や広島平
 和記念資料館を回ったことがとても懐かしく思い出される。その時はもう一つの講演先・神戸での
 講演を控えていたため、市内を駆け足で回りながら後にしなければならなかった。
  今回は私の念願の尾道をゆっくり回れるとのこともあって、文学好きな私に両親が提案してくれ
 た。
  広島駅からタクシーで市内のホテルに到着。部屋でゆっくりと体を休め、ホテルの近くにある美
 術館へ。
  講演旅行初日、市内のホテルに一泊。

    
* 朝日放送株式会社・編成本部アナウンスセンターの武田和歌子様よりメッセージ入り肉うどんセ
 ットが届く。家族三人でとてもおいしく食べた。
2月23日
 「えんぜるふぃっしゅの皆様、「世界ダウン症の日」記念大会の開催心よりお祝い申し上げます。
 2004年に私が参加したシンガポールでの世界ダウン症会議で大会会長のShin(シン)先生が3月21日を「世
界ダウン症の日」として提唱され、私もお祝いのメールをお送りしたのが思い出されます。
 2012年に国連が国際デーとして制定してから世界各国、日本各地でもお祝いする日となりました。
 新型出生前診断が導入され、ダウン症の人たちの命が否定されようとしている今、この会が世界平和の発信
地・広島で行われるのはとても意義深いことです。
 おめでとうございます! Congratulations!」          

                   2015・3   岩元 綾
2月8日
1月18日
1月16日
 
 
 
 
 JDS鹿児島準支部主催(OHANA CLUB):貸切路面電車の旅。
 この日は天気もよく、イベントにふさわしい陽気だった。子どもたちも親御さんも大満足のようだった。
とても懐かしい方々とも再会できてよかった。

 3・21「世界ダウン症の日」記念イベント・スピーチ大会in広島&文学を辿る旅・林芙美子
2月13日
* 3月7日に開かれるJDS広島支部えんぜるふぃっしゅ主催:「世界ダウン症の日」記念イベントースピ
 ーチ大会&作品展ーのチラシをJDS広報部担当の上原様に送る。
  同チラシをNHK大阪放送局の住田様にも送る。