7月8日(木) 霧島中学校〜ロイロノート活用:2年生音楽
霧島中学校で、2年生の音楽の鑑賞学習において「ロイロノートスクール」を活用した授業が行われました。(鑑賞曲はベートーヴェン作曲「交響曲第5番ハ短調」)
楽曲の冒頭部を鑑賞し、生徒それぞれが聴き取った「動機」(旋律の元となるもっと小さなまとまり)のリズムを擬音語やリズム譜等で表現し、ロイロノートで全体共有しました。生徒たちは、演奏が進むにつれ、自分たちが聴き取った動機のリズムが反復したり変化したりして楽曲を構成していることに気付き、理解を深めていました。
ロイロノートを活用することにより、各個人が聴き取ったりしたことや感じ取ったりしたことを瞬時に全員で共有し、その後の意見交換などの生徒同士の交流も活性化することができました。また、学習ログとしても残るので、初発と単元終了後の楽曲に対する感じ方の変容を見取ることも可能となります。
音楽鑑賞の授業となると、知識を習得して音楽を聴くという一方的な授業となりがちですが、本時は音楽そのものを通して生徒自身が「実感」を伴って意欲的に鑑賞を進める時間となりました。
楽曲を最後まで聴いた生徒たちから自然に拍手が出るほど、楽しく、感動に満ちあふれる授業でした。