3月5日(金) 導入アプリ研修会【授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」】
一人1台端末の導入アプリの1つである「ロイロノート・スクール」の概要説明及び体験研修を行いました。今回の研修会は各校導入アプリ推進担当者のみでしたが、オンラインで多数の先生方が視聴しながら参加してくださったようです。
「ロイロノート・スクール」は、子どもたちの主体性を伸ばす授業を作るための授業支援アプリです。教師と児童・生徒とのやりとりを活発化させることで、「21世紀スキル」と言われる「思考力」「判断力」「表現力」を育てることを目標としています。
今回の研修会では、ロイロノートの大まかな特徴の説明後、「双方向授業」の体験が行われました。
現在の教室では、教師の発問に対して挙手や指名などで一人の児童・生徒に当てて答えさせるスタイルがほとんどだろうと思います。しかし、ロイロノートを使うことにより、発問に対してクラス全員の答えや考えなどを一覧で表示することで、全員を当てて全員に答えさせることができます。
また、特定の児童・生徒の回答だけを選択して比較表示することや、児童・生徒も他の子どもの別の考え方などが分かるので、いろいろな解き方や考え方をクラス全員で共有することが可能になります。
そして、発表する児童・生徒も自信をもって発言することができ、発表する資料を提示しながら話すことができるので、言葉だけで説明するより相手に伝わりやすくなります。
ロイロノートを使用した授業では、クラス全員が人前で発表したり自分の意見を相手に伝えることが日常的になり、意見交換がさらに活発になることが予想されます。
研修を受けた先生方から「ロイロノートの具体的な活用方法についてイメージを作ることができた」「『ロイロ有りき』ではなく『ロイロを生かした』授業ができるように研究を深めたい」などの意欲的な感想を寄せていただきました。
次回は、3月12日(金)15時45分からロイロノートのさらに詳しい実技研修を行います。多くの先生方のご参加をお願いします。